農研機構らが装置開発 水稲種子を過熱蒸気で消毒

農研機構らが装置開発  水稲種子を過熱蒸気で消毒

農研機構生研センターは山本製作所(山形県天童市)と共同で、過熱水蒸気を用いた水稲種子消毒装置を開発した。高温・高湿度の空気で連続的に水稲種子を処理する装置で、約5%の過熱と温湯消毒と同等以上の消毒効果を発揮するという。今後の実際の栽培規模で効果の検証を行い、実用化を目指す。12月17日に現地検討会も開催する予定。今回の装置導入で、種子消毒の作業体系の変化が期待できるとしている。