月別アーカイブ: 2014年12月

ミツウロコ ハンバーガーチェーン展開へCJRと契約

ミツウロコ ハンバーガーチェーン展開へCJRと契約

ミツウロコグループホールディングス(HD)は12月19日、「カールスジュニア」レストランを世界的にフランチャイズ展開しているカールスジュニアレストランツLLC社(CRJ社、米デラウェア州)と契約を締結し、日本国内でのプレミアムバーガー専門店の出店に関する独占権を取得したと発表した。また同HD100%出資のカールスジュニアジャパン(東京都中央区)を設立することを決めた。

カールスジュニアジャパンは2015年秋に東京都内の繁華街に1号店を開き、5年後に70店、10年後に150店の展開を目指す。10年後の売上高は120億円を狙う。カールスジュニアは世界34カ国に3500店以上を店舗展開している。

東京で第6回「全国農業高校収穫祭」45校参加

東京で第6回「全国農業高校収穫祭」45校参加

全国の農業高校で、授業・研修の一環として栽培されている農産物や加工品を展示即売する「全国農業高校収穫祭」が11月15、16の両日、大丸東京店で開催された。恒例となったこのイベントには全国の45校が参加し、今回が6回目。両日とも高校生らの元気な呼び込み声が交錯する中、多くの来場者でにぎわった。

函館発「ミルキッシモ」シンガポールに1号店開業

函館発「ミルキッシモ」シンガポールに1号店開業

北海道・函館発のジェラート店「ミルキッシモ」が12月19日、シンガポールに1号店をオープンした。東南アジアでは初出店となる。北東部セラングーンの商業施設「NEX(ネックス)」内に出店。上質な牛乳など北海道産の原材料を使っていることが大きな特徴。低温殺菌牛乳を使った日本で定番の「ミルキッシモミルク」はじめ北海道名産の果物ハスカップ、いちご、あずきなどの食材を使い常時18種類のジェラートをそろえる。シンガポールの現地企業を通じて、フランチャイズ(FC)展開する。平均単価は日本よりやや高い約7シンガポールドル(約630円)。「ミルキッシモ(Milkissimo)」は首都ローマと同じ緯度でつながる函館のイタリアンテーストのジェラート店。

牛乳用乳価3%引き上げで決着 4月から実施

牛乳用乳価3%引き上げで決着 4月から実施

酪農家団体と大手乳業会社が交渉していた牛乳向け生乳価格(飲用乳価)が、1㌔㌘3円(約3%)の引き上げで決着した。2015年4月から実施される。生乳生産量が減っていることや、飼料や電気代など生産コストの増加を反映した。値上げは13年10月以来で、牛乳の小売価格も上がる可能性がある。

東大寺南大門・金剛力士像 修理終え開眼法要

東大寺南大門・金剛力士像 修理終え開眼法要

奈良市東大寺南大門にある金剛力士像(国宝)のうち口を開けた阿形(あぎょう)が約20年ぶりの修理を終え、12月20日に開眼法要が営まれた。阿形は10月から、長年たまったほこりや汚れを落とす作業に入り、作業はこのほど終わった。口を閉じた吽形(うんぎょう)の修理は2015年度に開始する予定。この日は筒井寛昭別当ら6人の僧侶が般若心経を唱え、阿形像の前で像に魂を入れる儀式が営まれた。

大阪の百貨店11月売上高2.4%増 5カ月連続プラス

大阪の百貨店11月売上高2.4%増 5カ月連続プラス

日本百貨店協会が12月19日発表した大阪地区の百貨店売上高は、前年同月比2.4%増の752億円で、5カ月連続のプラスとなった。10月(同0.4%増の648億円)を金額、伸び幅とも上回った。婦人服や婦人雑貨の中でもコートなど高額品を中心に売れた。10月から免税品に含まれるようになった化粧品の販売も好調だった。全国ベースでは8カ月連続でマイナスだったが、大阪地区は免税品の販売増などで、百貨店の売り上げは好調が続いている。

カズノコ 主産地の北米の供給増で、今年は安め

カズノコ 主産地の北米の供給増で、今年は安め

おせち料理に使われるカズノコが今年は安めだ。主産地のカナダや米国のアラスカなど北米で供給量が多いことが影響している。輸入品の価格は1㌔約1030円で、前年より1割安い。量を増やすなど実質値下げをする店も出始めた。主産地のニシンの漁獲量増えている。貿易統計によると、1~10月のカズノコ(塩漬けのもの)の輸入量は1割程度増えている。生鮮スーパーなどで500㌘2000円を切る水準で、昨年より1~2割安くする店も出ている。

特区事業の雇用カウンター グランフロント大阪に

特区事業の雇用カウンター グランフロント大阪に

関西圏の国家戦略特区の事業として、政府が12月19日決めた「雇用労働相談センター」は2015年1月初旬、JR大阪駅前の再開発地区「うめきた」の大型複合施設「グランフロント大阪」に開設する。特区に指定された京都、大阪、兵庫の3府県で創業する企業や特区に進出する外国企業、これら企業で働く人向けに社会保険労務士や弁護士が相談を受ける。

道頓堀・グリコ看板 冬の点灯早く 日没30分後に

道頓堀・グリコ看板 冬の点灯早く 日没30分後に

江崎グリコは12月19日、大阪・道頓堀の電光看板の点灯開始時間を、これまでの午後6時から、日没の30分後に変更すると発表した。同日から実施した。冬季は従来よりも早まる。点灯を待つ観光客に配慮した。夏季の点灯開始は午後6時より遅くなる

イオン 15年4月からのコメ生産を発表 農地バンク活用

イオン 15年4月からのコメ生産を発表 農地バンク活用

イオンは12月19日、農地を意欲ある生産者に貸す政府の「農地中間管理機構(農地バンク)」を活用して、2015年4月にコメ生産を始めると正式発表した。同日、埼玉県羽生市と農業を担う人材育成などで協定を締結。市内のイオン直営野菜農場に隣接する11万平方㍍の土地を借りてコメ生産を始める。イオン子会社のイオアグリ創造(千葉市)が生産を担う。コメ生産に向けて同市が新たに約20人を採用する計画。収穫したコメは2015年10月以降、首都圏のイオングループ店舗で販売する。