みずほ銀行 中国福建省商務庁と業務協力で覚書締結
みずほ銀行およびみずほ銀行(中国)有限公司は12月18日、17日付で福建省商務庁との間で、業務協力の覚書を締結したと発表した。これは、経済特区などが設置され、外資誘致に積極的な福建省への産業誘致のアドバイス、投資説明会開催などへの協力を進め、日本企業の進出支援等を通じ、同地域の経済発展への相互協力を図るとともに、同地域の改革開放についての情報交換を目的とするもの。
13年農業産出額0.7%減の8兆4668億円 3年ぶりに減少
農林水産省は12月16日、2013年の農業総産出額が前年に比べo.7%減の8兆4668億円だったと発表した。減少は3年ぶり。米価の下落によりコメの産出額が落ち込んだことが響いた。14年産米は13年産米と比べてさらに取引価格が低く推移しており、14年の総産出額にも影響が出そうだ。
産出額が最も多かったのは牛や豚、鶏などの畜産で4.7%増の2兆7092億円。価格上昇が背景にあり、1992年以来21年ぶりに2兆7000億円台を回復した。野菜が2.9%増の2兆2533億円と続いた。コメは12.2%減の1兆7807億円で、総産出額に占める割合は2.8ポイント低下し21.0%となった。農水省は13年の都道府県別の農業産出額も発表した。北海道が1兆705億円でトップ。2位は茨城県で4356億円、3位は千葉県の4141億円だった。
2015年は近畿143社が創業100年 帝国データバンク調べ
帝国データバンク大阪支社は12月15日、近畿2府4県の143社が2015年に創業100周年を迎えると発表した。。創業200年までは10年ごと、200年超は50年ごとの節目となる「周年企業」は計2万2926社に上る。15年の「周年企業」の中で最も古いのは550周年の本家尾張屋(京都市)。足利氏の室町幕府の弱体化が加速するきっかけとなった「応仁の乱」が始まる2年前の1465年に、同社は菓子店として創業。1700年ごろからそばを出し始めたという。知名度のある企業ではタキイ種苗(京都市)は180周年、島津製作所は140周年、神戸製鋼所やコクヨは110周年、そして新興勢力「丸亀製麺」のトリドールは30周年を迎える。
関空の旅客は来年最多に 今年の訪日客35%増を予測
新関西国際空港会社の安藤圭一社長は、今年度の旅客者数は2000万人を超えないが、来年や来年度は最多の旅客数が期待できると述べた。関空ではこれまで2000年度の2057万人が最多となっており、これを上回るとの見方を示した。
また、新関西国際空港会社は12月16日、14年の関空の国際線の外国人旅行客数が前年比35%増の628万人になるとの推計値を発表した。過去最高を3年連続で更新する。国際線の旅客数も1304万人と最多となる。ただ、国内線の旅客数は最多だった1997年に比べ約2割少なく、国際線と合わせた合計旅客数は1936万人と過去5番目の水準を見込む。