1月バナメイなどエビ輸入32%減 果実13%減で品不足
財務省が2月19日発表した1月の貿易統計速報によると、食料品の輸入量の減少が目立った。エビの輸入量は1万1198㌧と前年同月比32%減となった。主力のバナメイなどの国内販売が需要期の2014年11~12月に低迷し、在庫が積み上がったことが影響した。
果実は16万1813㌧と13%減った。円安に加え、米国西海岸の労使対立で物流が停滞していることが響きオレンジやレモンなど米カリフォルニア州産の果実が減少した。その結果、品不足のため国内卸値は前年同月に比べ、レモンは2倍、オレンジは3割高となっている。