15年「賃金改善ある」51% 近畿中小企業 大企業を4㌽上回る

15年「賃金改善ある」51%  近畿中小企業 大企業を4㌽上回る

帝国データバンク大阪支社がまとめた2015年度の近畿の企業の賃金動向調査によると、中小企業の51.1%が「賃金改善がある」と回答し、大企業の47.0%を4.1㌽上回ったことが分った。「賃金改善がある」と回答した大企業と中小企業の理由は、「労働力の定着・確保」が66.1%でトップとなった。前年度に比べ12.2㌽高い。「自社の業績拡大」(47.7%)は前年度比2.2㌽低下した。調査は15年1月19~30日実施。近畿地区の1789社から有効回答を得た。