国産豚肉卸価格は前月比2割安 学校給食需要減などで

国産豚肉卸価格は前月比2割安  学校給食需要減などで

国産豚肉の卸価格が下げている。東京食肉市場では3月26日、指標となる上枝肉の平均卸価格が1㌔当たり522円と2月の平均に比べ2割近く安い水準だ。春休みで学校給食がなくなったことに加え、米国西海岸の港湾の労使対立で、物流が滞っていた米国産豚肉の出回りが回復し、国産への引き合いが弱まっているためだ。国産豚肉の2月の卸価格は前年比3割超高い水準だった。