月別アーカイブ: 2015年4月

ゼスプリ日本法人 15年度キウイフルーツ輸入量2%増

ゼスプリ日本法人 15年度キウイフルーツ輸入量2%増

輸入商社のゼスプリインターナショナルジャパン(東京都港区)は4月7日、2015年度のニュージーランド産キウイフルーツの輸入販売量を前年度比2%増の1900万トレー(1トレーは3.6㌔)に引き上げる方針を明らかにした。甘みの強い新品種「サンゴールド」などの販促活動を強化する。サンゴールドは小売店への卸価格を14年度より下げる方針。日本は輸入キウイのほぼすべてがニュージーランド産で、ゼスプリグループが独占的に輸入している。

摂津市・関大・国循センターが協定 医療中心に街づくり

摂津市・関大・国循センターが協定 医療中心に街づくり

大阪府摂津市、関西大学、国立循環器病研究センター(国循センター)は、健康や医療を中心に街づくりを進める連携協定を結んだ。摂津市と隣の吹田市にまたがる旧国鉄吹田操車場跡の再開発が進んでおり、ここへ国循センターが2018年度をめどに移転してくる。国循センターは住民の健康増進、救急モデルなどの塩業を提案しており、具体化を今後検討する。

来場者数1億人突破 グランフロント大阪開業1年11カ月

累計来場者数1億人突破 グランフロント大阪開業1年11カ月

グランフロント大阪(大阪市北区)は4月6日、2013年4月26日の開業からの累計来場者数が1億人を突破したと発表した。711日目(約1年11カ月)で到達。記年の当日来場した1000人に記念品のノートを配布した。大阪の大規模ビジネス拠点として定着。今後はアジアの窓口となり、国際的な拠点への成長を目指す。

累計来場者数1億人突破 グランフロント大阪開業1年11カ月

累計来場者数1億人突破 グランフロント大阪開業1年11カ月

グランフロント大阪(大阪市北区)は4月6日、2013年4月26日の開業からの累計来場者数が1億人を突破したと発表した。711日目(約1年11カ月)で到達。記年の当日来場した1000人に記念品のノートを配布した。大阪の大規模ビジネス拠点として定着。今後はアジアの窓口となり、国際的な拠点への成長を目指す。

糖尿病の”引き金分子”をマウスの実験で発見 阪大チーム

糖尿病の”引き金分子”をマウスの実験で発見  阪大チーム

大阪大の研究チームは4月6日、脂肪組織に慢性の炎症を引き起こし、糖尿病など生活習慣病の原因となる分子を、マウスの実験で発見したと発表した。この分子の働きを妨げると、太らせても糖尿病は軽度に抑えられたという。論文は7日、米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

研究チームは慢性炎症の「最初の引き金」を探るため、マウスに高脂肪、高カロリーの餌を与え続ける実験を行った。8週間後に体重が通常の2倍になり、糖尿病が発症したが、体重が増える前の1週間後から、免疫に関するS100A8というたんぱく質が脂肪組織内に多く出ていることが分かった。このたんぱく質は炎症に関わる免疫細胞を活発にする働きがあり、研究チームは慢性炎症の引き金とみている。高脂肪、高カロリーの餌を与えると同時に、S100A8の抗体を週2回注射すると、糖尿病の発症は軽く抑えられたという。

チリ産銀ザケの卸価格2~3割安 生産増で荷余り感

チリ産銀ザケの卸価格2~3割安  生産増で荷余り感

銀ザケの卸価格の下落が進行している。輸入物の主産地であるチリでの生産増で、荷余り感が強まっているためだ。銀ザケの下落が、他の輸入冷凍魚の相場に影響を与えるとの声もあったが、今のところ波及していない。チリ産銀ザケの国内卸価格は1㌔600円前後で、前年同期と比べると2~3割安い。2012年から続いた高値の反動で、需要が減少している。チリ産の今シーズン(2014年7月~15年6月)の生産量は1割程度増え、輸入量も2~3割増えるとみられている。また、小売店では1切れ100円以下の特売がみられるようになった。

日本のODAでメコン川に「つばさ橋」3カ国つなぐ

日本のODAでメコン川に「つばさ橋」3カ国つなぐ

カンボジアのメコン川に架かる新たな橋が4月6日開通し、タイの首都バンコク~カンボジアの首都プノンペン~ベトナムホーチミンまで一本の道路で結ばれた。これに伴う一段の物流の活性化が期待される。この橋は日本のODA(政府開発援助)の無償資金協力によって、カンボジアの南部を流れるメコン川で建設されたもので、全長は2200㍍余りとカンボジアでは最大規模となる。6日開かれた記念式典にはカンボジアのフン・セン首相や日本の西村国交通副大臣らが出席した。

ほたるいか祭り 日本海の春の味堪能 京阪神から観光客

ほたるいか祭り 日本海の春の味堪能  京阪神から観光客

兵庫県新温泉町芦屋の浜坂漁港で4月5日、「第17回みなと・ほたるいか祭り」が開かれ、旬のホタルイカを求めて京阪神などから大勢の観光客が訪れた。ホタルイカは胴長6~7㌢。日本海に広く分布し、富山湾(富山県)に特産として知られるが、兵庫県でも昭和60年代に本格的なホタルイカ漁が始まり、浜坂漁港はホタルイカの水揚げでは全国一を誇っている。

漁期は2~5月で、地元の浜坂漁港でつくる実行委員会が「ほたるいか祭り」を春のイベントとして毎年開催。会場では水揚げされたばかりのホタルイカが大釜で豪快に茹で上げられ、観光客に無料で振る舞われた。

茨城県 ベトナムからの農業実習生の受け入れ本格化

茨城県 ベトナムからの農業実習生の受け入れ本格化

茨城県が2014年3月、ベトナムとの間で締結した覚書に基づく、ベトナム人農業技能実習生の受け入れが本格的に始まった。JA茨城県中央会が設立した受け入れ先の「協同組合エコ・リード」は、今後3年間で約300人を希望農家に配属する計画。ベトナムに農業技術を伝え、人手不足に悩む県内農家の労働力確保にもつなげたい考えだ。第1弾として、20~30歳の男女19人が2月に来日。同国の国営企業「SONA」からエコリードを介して3月14日に結城、つくば、坂東3市の野菜農家9軒に配属され、3年間にわたり実習を行う。

茨城県は14年3月、農業分野に大きな関心を持つ同国のチュオン・タン・サン国家主席が同県を訪れた際、県による技術者の育成支援や、技能実習生の受け入れ推進などが盛り込まれた覚書を締結。これを受けJA茨城県中央会は同5月、同国と農業実習生の受け入れに関する協定書を交わした。

茨城県労働局によると、14年10月時点で県内で「技能実習」の在留資格を持つ外国人労働者は7222人おり、このうち農業分野での受け入れが半分ほどを占めるとみられている。国籍別では中国人が6割と圧倒的に多いが、変わる人材として近年期待されているのが、まじめで親日的と言われるベトナム人だ。YOMIURI ONLINEが報じた。

関西・四国の広域地銀誕生へ 大正銀、トモニの傘下に

関西・四国の広域地銀誕生へ 大正銀、トモニの傘下に

三菱UFJフィナンシャル・グループ系列で、大阪地盤の大正銀行が16年春にも四国のトモニホールディングスの傘下に入る。トモニが株式交換方式で大正銀行を買収する。香川銀行と徳島銀行を傘下に持つトモニは、初の関西・四国の広域地銀として成長を探る。週内にも発表する。日本経済新聞が報じた。