徳島県 すだち×ゆずの新品種 今夏から本格栽培

徳島県 すだち×ゆずの新品種 今夏から本格栽培

徳島県は、同県の特産品であるすだちとゆずを掛け合わせて、新たに開発した新種の柑橘(かんきつ)類「阿波すず香」の栽培普及を今夏から始める。3月に国に品種登録を出願しており、2017年にも登録される見通し。
果樹は安定して収穫できるようになるまで、数年かかるため登録から間を置かずに本格出荷できる体制を整えておく。食品メーカーとも連携して加工食品の開発も進めており、、早期に県ブランド産品としての定着を目指す。
阿波すず香は、タネが少なく焼き魚などの料理にそのまま搾るのに適しているほか、飲料やポン酢などの調味料、菓子への加工にも向くという。