台湾が輸入規制強化 日本産食品協議物別れ

台湾が輸入規制強化 日本産食品協議物別れ

東京電力福島第1原発事故を受け、日本産食品の輸入規制を行ってきた台湾当局は5月14日、予定通り15日から規制強化に踏み切ると発表した。日台双方は13日にも協議したが物別れに終わっていた。
台湾はすでに福島、茨城、群馬、栃木、千葉の5県からの食品輸入を禁止。規制強化では残る42都道府県にも全食品を対象に産地証明の添付を義務付ける。日本から台湾への農林水産物の輸出額は837億円(2014年)に上り、香港、米国に次いで多い。