日本酒「獺祭」生産3倍に 旭酒造が新工場

日本酒「獺祭」生産3倍に 旭酒造が新工場

人気で品薄が指摘されている日本酒「獺祭(だっさい)」を生産する旭酒造(山口県岩国市)は、新設した本社工場で大規模な増産を始める。醸造タンクを300本備え、年間生産能力を従来の約3倍にあたる500万本(1.8㍑瓶換算)に引き上げる。国内における品薄を解消するほか、輸出にも力を入れる。新本社工場は12階建てで、建設費は約30億円。5月中に順次稼働する。