サンマの漁獲枠 過去最低の26万4000㌧に

サンマの漁獲枠 過去最低の26万4000㌧に

サンマ漁獲枠の削減決定 水産政策審議会は5月26日、資源管理分科会を開き、水産庁が提示した2015年の漁期(15年7月~16年6月)のサンマ漁獲枠の削減を承認した。前年から26%減らし、過去最低の26万4000㌧とすることが正式に決まった。資源量減少への懸念が強まっており、漁獲枠の削減を迫られた。
一方、サバの漁獲枠は、資源量が回復しているとして、微増の90万5000㌧とした。水産庁は、サンマ、サバとも近年の漁獲量はこの枠を下回っているため、市場への影響はほとんどないとみている。