輸入水産物の卸価格上昇 マダコ、メバチマグロ2割高

輸入水産物の卸価格上昇 マダコ、メバチマグロ2割高

輸入水産物の卸価格が上昇している。漁獲高が伸びていても円安や、海外での需要増が相場を押し上げる事例が目立つ。
東京の築地市場で西アフリカ産マダコ(ボイル)価格は1㌔1500~1600円が中心だ。前年同期に比べ2割程度高い。このほか、メバチマグロは1㌔2000円前後で2割高、銀ダラは1㌔2000円前後で1割高、メカジキは1㌔1700円前後で2割高の水準。
こうした状況はスーパーの店頭にも波及し、身近だった水産物が高級品になるケースも出始めている。