月別アーカイブ: 2015年5月

経産省 インドIT人材受け入れ 日本企業とマッチング

経産省 インドIT人材受け入れ 日本企業とマッチング

経済産業省は2016年春をめどに、インドのIT人材と日本企業のマッチング支援など、IT分野での両国の交流を促す取り組みを始める。今秋をめどに具体的内容を検討する作業部会を両国共同で設置。人材マッチングのあり方などを議論する。人手不足を受け、同省では20年末までに国内の外国人IT人材を現在の2倍となる6万人とする目標を掲げている。インドを皮切りに、ベトナムなどからもIT人材を受け入れ、支援も検討する。日刊工業新聞が報じた。

全国からグルメ130店集結し万博公園で「うまいもん市」

全国からグルメ130店集結し万博公園で「うまいもん市」

全国のグルメが集まる食のイベント「うまいもん市 in 万博2015」(北おおさか信用金庫、大阪彩都総合研究所主催)が5月15日、大阪府吹田市の万博記念公園「お祭り広場」で始まり、来場者らは”ご当地グルメ”を堪能した。同イベントは16日まで。
「高槻バーガー」や「箕面ソーセージ」など北大阪のグルメのほか、焼きイカを丸ごと乗せた兵庫県の「香住イカ焼きそば」や宮崎県の「宮崎肉巻きおにぎり」など全国から約130店が終結した。特設ステージでは、なにわジャズ大賞スペシャルユニットの演奏もあった。

訪日外国人観光客活況で関西私鉄4社増益を確保

訪日外国人観光客活況で関西私鉄4社増益を確保

関西の大手私鉄4社の2015年3月期連結決算が5月15日、出そろった。急増する訪日外国人観光客らの鉄道やホテルなどの利用が好調に推移し、消費税増税に伴う定期券の駆け込み購入の反動で収入が減る中でも、全社が増益を確保した。
近鉄グループHDは売上高1兆2337億円(前年同期比1.0%減)、営業利益564億円(同3.3%増)、阪急阪神HDは売上高6859億円(同1.0%増)、営業利益940億円(同2.4%増)、京阪電気鉄道は売上高2949億円(同2.0%増)、営業利益294億円(同17.4%増)、南海電気鉄道は売上高2109億円(同6.8%増)、営業利益281億円(同21.9%増)。

中国系ファンドが摂津市の飲料会社あさみや買収

中国系ファンドが摂津市の飲料会社あさみや買収

中国系投資ファンドのCLSAキャピタルパートナーズは傘下のファンドを通じて中堅飲料メーカーのあさみや(大阪府摂津市)を買収する。買収額は50億円程度とみられる。CLSAキャピタルはファンドの持つ経営ノウハウなどを生かしてあさみやの事業を拡大し、株式公開で投資回収する考え。
あさみやはミネラルウオーターや緑茶、調味料などを製造販売している。ペットボトルの生産から製品の輸送まで一貫して手掛けており、低価格品で強みを持つ。2014年3月期の売上高は約140億円。

冷蔵豚肉の在庫急増 3月末で前月比2倍に

冷蔵豚肉の在庫急増 3月末で前月比2倍に

農畜産業振興機構(東京都港区)によると、3月末時点の国内の冷蔵豚肉の推定在庫は1万20㌧。2月末と比べて2.1倍だ。前年同月比でも83%増えている。2月下旬まで続いた米国西海岸の港湾の労働問題を受け、カナダやメキシコからの輸入が拡大。このため、国内の冷蔵豚肉は余り、相場下落につながった。
冷蔵豚肉はスーパーで販売される。在庫はほとんど輸入品が占める。輸入で最大シェアの米国産は西海岸からの出荷が滞り、日本の商社などは2月上旬までに他国にも発注していた。3月はカナダからの輸入が前年同月比50%増、メキシコからは2.5倍に、そして世界からの合計輸入量は16%増の2万8000㌧となった。

「丸亀製麺」のトリドール売上高最高更新 独走状態

「丸亀製麺」のトリドール売上高最高更新 独走状態

讃岐うどん店「丸亀製麺」を運エ宇するトリドールが5月14日発表した2015年3月期連結決算は、売上高が前期比11.5%増の872億円となり、過去最高を更新した。
営業利益は同57.9%増の41億円、最終利益は2倍の19億円と大幅増益だった。このうち、主力の丸亀製麺の売上高は、新たに16店舗出店した効果などで8.9%増の771億円、営業利益は12.2%増の112億円を確保。
16年3月期は売上高が5.6%増の921億円と過去最高更新を、最終利益46.7%増の29億円をそれぞれ見込む。大手外食チェーンが軒並み苦戦を強いられる中、独走状態だ。

勢い増す期日前投票26.7万人 有権者の1割強

勢い増す期日前投票26.7万人 有権者の1割強

「大阪都構想」の賛否を問う住民投票で、期日前投票者数の伸びが勢いを増している。投票率が40年ぶりに60%を超えた2011年の大阪府知事・大阪市長ダブル選の期日前投票者数をすでに上回った。5月14日までの期日前投票者数は26万7404人に上り、有権者約211万人の1割以上が投票を済ませている。
周知のとおり、今回の住民投票は投票率にかかわらず、結果に法的拘束力がある。大阪の将来に大きく関わる”審判”まであと2日。

情報機構 比でホワイトスペース利用の通信技術提供

情報機構 比でホワイトスペース利用の通信技術提供

情報通信研究機構は、フィリピン政府に未利用周波数帯を利用した、インターネット接続技術を提供する。同政府が公共施設などに無料の公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」を構築する計画に協力する。
インターネットのアクセスポイントに情報機構の技術を導入する。情報機構はフィリピン政府の情報通信技術局との間で今年3月、技術提供の覚書を結んだ。提供するのはテレビの地上デジタル放送(地デジ)で未利用の周波数帯「ホワイトスペース」を活用してデータを送受信する技術で、場所ごとに最適な周波数帯を自動的に選べる。
情報機構はこれまで国内外で、ホワイトスペースを使う通信の実証実験を進めてきた。今回、開発した日本に先駆けてフィリピンで本格的な導入が始まることになる。日経産業新聞が報じた。

遠藤湖舟さんの「ゆらぎ」シリーズが話題に

遠藤湖舟さんの「ゆらぎ」シリーズが話題に

大阪市中央区の大阪高島屋で開かれている遠藤湖舟さんの写真展「天空の美、地上の美。」で、道頓堀の水面に揺らぐ大阪・ミナミのネオンを映した不思議な作品が話題を呼んでいる。「Yuragi(ゆらぎ)-1504210089-Tonbori(とんぼり)」はミナミの顔・グリコの看板を題材にした。「ゆらぎ」シリーズは水上の光を捕らえ、空や星など身近な「美」を独自の感性で切り取る遠藤さんの人気シリーズ。18日まで。

神明HD 元気寿司をTOBで連結子会社に

神明HD 元気寿司をTOBで連結子会社に

神明ホールディング(HD、神戸市中央区)は5月13日、持分法適用会社である元気寿司の株式を公開買い付け(TOB)により追加取得し、連結子会社化すると発表した。5月14日から6月10日まで1株2500円で70万株を上限に買い付ける。取得額は17億5000万円の見込み。これにより所有割合は7.93㌽増の40.77%へ高まる。元気寿司の海外展開、関西進出の加速などが狙い。また、TOB成立後も元気寿司の上場は維持する。