月別アーカイブ: 2015年5月

さかい利晶の杜 オープン1カ月半で来場者10万人突破

さかい利晶の杜 オープン1カ月半で来場者10万人突破

堺出身の茶人、千利休と女流歌人、与謝野晶子をテーマとした堺市の公共施設「さかい利晶の杜(もり)」への来館者が順調に伸びており、同市が見込んだ年間の入館者目標を大幅に時期を前倒しして達成する可能性が出てきた。
3月20日のオープンからわずか1カ月半しか経っていない5月4日に入場者が早くも累計で10万人を突破。市は年間20万人の来館を目指しているが、まさにうれしい誤算。郷土が生んだ偉人らは、予想以上の人気で夏休みには目標を上回りそうとみている。

今秋から軍関係のODA開始 まずミャンマー

今秋から軍関係のODA開始 まずミャンマー

日本政府は、政府開発援助(ODA)を使いミャンマーの軍関係者の研修を今秋から始める。これまでは外国の軍や軍籍を持つ人が絡むODAの供与を避けてきたが、2月に策定した「開発協力大綱」で非軍事分野に限って認めており、ミャンマーが初めての案件になる。
軍籍を持つ若手の行政官を日本の大学院に留学生として招き、政策の企画・立案などを教える。今秋から日本に招くのはミャンマーの行政官約15人。日本の大学院で公共政策や防災、開発分野などの行政ノウハウを学ぶ予定だ。日本経済新聞が報じた。

大阪府・鯖や 年内にもシンガポールに料理店

大阪府・鯖や 年内にもシンガポールに料理店

鯖や(大阪府豊中市)は年内にも、シンガポールにサバ料理専門店を開業する。開店費用は個人から小口資金を募る「クラウドファンディング(CF)」で調達するのが特徴。現地では日本の料理や食材への人気が高く、現地の個人からも資金を調達する。CFを活用した海外での店舗展開は珍しい。

地方創生など4委員会を新設 関西経済同友会

地方創生など4委員会を新設 関西経済同友会
関西経済同友会は「次世代のための『国』『地域』『企業』づくり–輝く日本・関西の創生」と題する2015年度の事業計画をまとめた。5月14日の通常総会で正式決定する。
次世代に引き継ぐべき、輝く日本を創るには「国」「地域」「企業」がそれぞれ主体性を持ち、課題解決にあたるべきだとし、次世代への貢献、多様性の発揮、発信力の強化の3つを今年度の重点課題に掲げた。これらを踏まえ、新たに関西広域インフラ・うめきた委員会など4つの委員会を設置する。
関西広域インフラ・うめきた委員会では、リニア中央新幹線や北陸新幹線などの整備促進に向けた調査研究や、うめきた2期開発の動向把握を進める。

鶏卵の卸価格 上昇が一服 いぜん例年より割高

鶏卵の卸価格 上昇が一服 いぜん例年より割高

鶏卵卸価格の上昇がやや一服した。JA全農たまご(東京都新宿区)が集計した5月7日の卸価格は、Mサイスで1㌔230円と前営業日と比べて5円(2%)安になった。ゴールデンウィークで産地にたまった在庫が売りに出たため、供給が増えて価格が下がった。ただ、これでも鶏の飼育コスト上昇などを背景に相場は例年より高い。

ジャカルタ日本祭りのテーマ「ドリーム・チーム」

ジャカルタ日本祭りのテーマ「ドリーム・チーム

9月に開催される恒例の第7回ジャカルタ日本祭り(JJM、主催JJM、協力;日本大使館、ジャカルタ特別州政府)のテーマが5月7日、日本大使館で開かれた実行委員会で「Indonesia-Japan Dream Team」と決まった。両国が一体となって夢のチームを、といったところだが、あえて、日本語、インドネシア語での説明はしないという。第7回ジャカルタ日本祭りは9月6~13日までの会期で、中央ジャカルタのスナヤン地域で開催される。じゃかるた新聞が報じた。

カラ副大統領「アジアの未来」講演で5/20訪日

カラ副大統領「アジアの未来」講演で5/20訪日

インドネシアのユスフ・カラ副大統領(72)が、5月20日から3日間の日程で訪日することが7日決まった。21、22日東京都内で開かれる第21回国際交流会議「アジアの未来」に出席し、講演する。会議のテーマは「『ポスト2015』のアジア~さらなる平和と繁栄のために」。
カラ氏は2014年10月から現職。04~09年の第1期ユドヨノ政権以来、2度目の副大統領。アジアの政財界で、豊富な経験と人脈を持つほか、一族の企業グループが日本ともつながりがある。日本経済新聞が報じた。

すし職人の技 世界で競う 11月東京で決勝大会

すし職人の技 世界で競う 11月東京で決勝大会

日本とノルウェーのすし関連団体が協力して、世界各地のすし職人が腕を競う大会「グローバル寿司(すし)チャレンジ」を開く。各国・地域での予選会を経て、11月25日に東京で決勝大会を開催する。海外でも人気の高いすしの普及をさらに推進するため、知識や技能を底上げするのが狙い。
ノルウェー政府が地元産サーモンの海外での消費拡大に向けて設けた団体と、衛生管理などの技術普及を進める日本の民間団体「国産すし知識認証協会」が主催する。
経験5年以上のすし職人が応募できる。5月以降に日本を含むアジアや欧州、米国の14カ国・地域で予選会を開く。それぞれの優勝者が決勝に進出する。

割安な鮮度保持輸送への取り組みに補助 農水省

割安な鮮度保持輸送への取り組みに補助 農水省

農林水産省は、鮮度の高い野菜や果物を低コストで消費者に届ける農家や小売業者などへの補助制度を設けた。鮮度を保ちながら輸送できる冷蔵コンテナの導入や、割安な輸送手段への変更などの取り組みについて、原則として全額補助する。
農家や物流業者、小売業者などが協力し、輸送効率の向上のために作った団体が対象。

シャツ売り場に女性型ロボット「ミナミ」登場

シャツ売り場に女性型ロボット「ミナミ」登場

高島屋大阪店(大阪市中央区)に、表情や仕草まで人間そっくりの女性型ロボット「ミナミ」が5月7日、男性用シャツ売り場の販売員として登場した。来店した客に「このシャツを着たあなたは一緒に歩きたいくらいすてきです」と人間の販売員顔負けのセリフを言う場面もみられた。
ミナミが接客に挑戦するのは3回目。19日まで”勤務”し、50万円の売り上げを目指す。従来に比べ細やかな説明を加えながら商品を提案できるように「販売力」を向上させたという。ミナミは大阪大の石黒浩教授らが開発。大阪府出身の26歳という設定。