家康が愛した「忍冬酒」を饅頭に 新銘菓を共同開発

家康が愛した「忍冬酒」を饅頭に 新銘菓を共同開発

静岡県西部の有名和菓子店が、徳川家康の好物だったとされる薬味酒「忍冬(にんどう)酒」を使った饅頭(まんじゅう)の共同開発に乗り出す。パッケージや価格、基本レシピは共通化する一方、隠し味は各社の裁量に委ね、統一ブランドで7月中にも発売する。
発売するのは「家康が愛した酒 忍冬酒まん」。焼き饅頭(9個入り、税別1000円程度)と蒸し饅頭(1個、同100円程度)の2種類。参加するのは入河屋(浜松市)、たこ満(静岡県菊川市)、田町梅月(浜松市)などで、最終的に5社程度を見込む。
忍冬酒は焼酎に薬草のスイカズラを漬け込んだ薬味酒。地元の英傑、徳川家康没後400年記念企画の一つとしたい考えだ。