品不足解消へバター増産 ホクレンと乳業各社

品不足解消へバター増産 ホクレンと乳業各社

ホクレン農業協同組合連合会(北海道)と明治、森永乳業などの乳業各社は、不足しているバターを増産する。生クリームに振り向ける原料の量を抑える方針を固めた。これまでスイーツ需要の拡大によって生クリームの生産が増え、バターが足りない一因になっていた。
今回の対応で2015年度のバターは前年度に比べ5%程度の増産となる見込みだ。ホクレンは原料の生乳の供給で最大手。北海道は全国の生クリーム生産の9割を占め、原料はホクレンがほぼ独占している。