野菜 ようやく高値が一服 葉物やキュウリ値下がり

野菜 ようやく高値が一服 葉物やキュウリ値下がり

野菜の高値にようやく一服感が出てきた。農林水産省が6月16日発表した野菜小売価格緊急調査(8~12日)で、調査対象の4品目すべてが前週の価格を下回った。野菜は4~5月の天候不順で高値が続いていた。天候回復や産地の切り替わりで、影響が和らいでいる。
キャベツは4週連続値下がりし、1㌔183円、レタスは同376円だった。トマトとキュウリは6週連続値下がりした。この結果、平年比ではキュウリを除きまだ高いが、5月に比べると落ち着いてきている。
これらの野菜にひきかえ、いぜんとして高値が続いているのがジャガイモだ。東京都中央卸売市場の6月上旬の平均卸価格は前年同期に比べ6割以上高い。