柿安本店「バナナ大福」で若者開拓 7月から第2弾

柿安本店「バナナ大福」で若者開拓 7月から第2弾

柿安本店が運営する「柿安口福堂」が7月、本物のバナナそっくりの和菓子「バナナ大福」の第2弾を商品化する。6月販売の第1弾が見た目のインパクトで、交流サイト(SNS)で話題を集めヒットしたのを受け、生チョコを包んだ新商品を迅速に開発した。同店の顧客はシニア層が多いが、バナナ大福は若者の人気も高く幅広い客層をつかむ。7月1日から「冷やし生チョコバナナ大福」(価格は未定)を約50店で順次販売する。
6月発売の「完熟!バナナ大福」(税込み150円)はSNSで話題となり、口コミで販売が急増した。同社は8月までの3カ月間で50万個の販売目標を立てていたが、1カ月前倒しで達成する勢いという。
7月から販売する第2弾の新商品は、バナナの形に整えた大福生地で生チョコを包んだ。大福のもちもちした触感や、生チョコとバナナの風味との組み合わせが味わえる。