キュウリ、ナス割安に 夏野菜の一部に好天で高値一服

キュウリ、ナス割安に 夏野菜の一部が好天で高値一服

夏野菜の一部で高値が一服してきた。キュウリやナスは関東の産地などの天候回復で出荷が増え、昨年に比べて割安になっている。トマトは病害の余波などで、なお割高だ。キュウリは東京・大田市場で埼玉産の卸価格(相対価格・中値)が、5㌔約1000円だ。前年の同じ時期に比べ4割安い。埼玉、栃木の関東の産地に加え、福島や宮城など東北の産地の出荷量が増えている。
東京都中央卸売市場では6月中旬のキュウリ入荷量が前年比33%増加。中でも埼玉産と福島産は、6割以上も増えている。ナスも東京・大田市場での高知産の卸価格は5㌔1900円と前年並みだ。高知など西日本産の出荷がひとまず回復し、群馬や栃木の関東産の入荷量も前年を上回っている。
ピーマンは大田市場の平均卸価格が6月中旬までは前年比で3割以上高かったが、最近は茨城産が前年並みの0.15㌔約50円となるなど一段と値下がりしてきた。東京都中央卸売市場への6月中旬の入荷量も前年同時期に比べ20%増となっている。トマトは5月中旬に前年並みまで下がったが、再び値上がりしている。栃木産の大田市場での卸価格は4㌔約1100円で前年同時期比1割以上高い。
都内の店頭価格はキュウリが1本35円、ピーマン1袋(5個入り)100円、ナスが1袋(4個入り)180円が中心。トマトは1パック(5個入り)500円と前年同時期比2割高となっている。