養殖アユ 卸価格1割高 抗菌剤検出の影響懸念

養殖アユ 卸価格1割高 抗菌剤検出の影響懸念

養殖アユの卸価格が高めだ。卸価格は東京・築地市場で現在1㌔1350円程度が中心で、前年同時期を約1割上回る。出荷最盛期の6月上旬、岐阜県にある一部養殖場のアユから禁止抗菌剤が検出されたことで、市場への出荷減が懸念されることが影響しているようだ。
都内鮮魚店の販売価格は1匹150円程度。本来、養殖アユは需給バランスが取れており、価格は比較的安定している。