オリックスが長野に野菜新工場「八ヶ岳ブランド」

オリックスが長野に野菜新工場「八ヶ岳ブランド」

オリックスは長野県で、ホウレンソウなど葉物野菜の大型栽培工場を新設する。地元の農業生産法人と野菜工場を運営し、周辺農家からも農産物を集めて「八ヶ岳ブランド」として売り込む。本業のリースや店舗開発などで培ったホテルや飲食店、小売りチェーンへの営業網を生かし、他の地域でも農産物のブランド化と販路開拓を目指す。
農業生産法人の本多園芸(長野県原村)と、オリックス八ヶ岳農園(同県富士見町)を今春設立した。資本金9000万円で、この97%を オリックスが出資する。6億円を投じ、大型ビニールハウスを8棟連ねた約1.3㌶の面積で水耕栽培を始める。まず8月までに約0.7㌶分を稼働し、残りを12月に立ち上げる。