外食2カ月ぶり減 6月売上高 ファミレス健闘続く

外食2カ月ぶり減 6月売上高 ファミレス健闘続く

日本フードサービス協会(JF)は7月27日、6月の外食産業市場の売上高が前年同月比2.3%減となり、2カ月ぶりに前年比マイナスに転じたと発表した。日曜日が1日少ないうえにファミリー層の需要が多く、日本マクドナルドで起きた異物混入問題の余波が続くファストフード業態が同5.9%減だったことが響いた。客数は17カ月連続でマイナスの同4.0%減だったが、客単価は25カ月連続でプラスの同1.7%増となった。ファミリーレストラン業態は客数が同1.5%減だったが、客単価が同2.9%増で売上高は26カ月連続のプラスとなる同1.3%増だった。パブ・居酒屋業態の売上高は、居酒屋の店舗数が同6.4%減となった影響などを受け、4カ月連続でマイナスの同5.1%減と不調が続いている。