15年産コシヒカリ作付けシェア36.1% 3年連続低下

15年産コシヒカリ作付けシェア36.1% 3年連続低下

米穀安定供給確保支援機構(東京都中央区)が7月31日発表した2015年産の主食用米の品種別の作付け割合は「コシヒカリ」が前年比0.3㌽低い36.1%だった。低下は3年連続だ。価格競争を避ける狙いで、特色のある新品種に作付けを転換する動きが続いている。
コシヒカリは37年連続でのシェア首位だったが、2000年度以来15年ぶりの低水準となった。2位は「ひとめぼれ」で前年同期比0.1㌽低下の9.6%、3位の「ヒノヒカリ」は横ばいの9.2%、以下、「あきたこまち」7.1%、「ななつぼし」3.2%、「はえぬき」2.8%、「キヌヒカリ」2.5%と続いた。