大阪会議 わずか2回目で流会 対立浮き彫り

大阪会議 わずか2回目で流会 対立浮き彫り

8月13日、招集された大阪府と大阪市、堺市の首長と議員による「大阪戦略調整会議」(大阪会議)の第2回会合が流会した。会場となった大阪市役所には、大阪維新の会と公明党などの委員が集まり着席したが、竹山修身堺市長と自民党、共産党が欠席したため、出席委員の数が定足数(各自治体10人のうち7人以上)を満たさず、会議が成立しなかった。発足当初から前途多難は予想されたことではあったが、早くも露骨に、対立が浮き彫りになった。
なお、自民党大阪府議団が8月の開催を求める臨時府議会で提出する条例改正案が12日判明した。「大阪会議」会長による恣意(しい)的な会議運営を防ぐため、会長解任規定を新たに盛り込んだ。