防災の日 負傷者搬送訓練 羽田から自衛隊機

防災の日 負傷者搬送訓練 大阪空港 羽田から自衛隊機

「防災の日」の9月1日、大阪国際空港で東京都内での大地震発生時に羽田空港から負傷者を搬送するための医療活動訓練が行われた。大阪府や兵庫県の消防隊員、医師、看護師ら約150人が参加した。東京都内でマグニチュード7.3の直下型地震が発生したとの想定で、都内で重傷を負った患者を羽田空港から大阪国際空港まで自衛隊の航空機で運んだ後、府や兵庫県内の病院に搬送する手順などを確認した。
悪天候の中、自衛隊機は羽田空港から飛来し、医師らによる災害派遣医療チーム(DMAT)が機材を降ろすなどなどした。また、医師や看護師らは空港敷地内に設置したテント内で患者を診察したり、症状に合わせて搬送先の医療機関を選んだりする訓練をした。