バター追加輸入 農水省が見送り 生乳生産増加で

バター追加輸入 農水省が見送り 生乳生産増加で

農林水産省は9月25日、一部で品薄感が続くバターについて、9月段階では追加輸入しないと発表した。原料となる生乳の生産が増加傾向にあり、バターの供給量が需要を上回る見込みがあることを理由に挙げた。全国の酪農や乳業団体で構成するJミルク(東京都中央区)は同日、今年度のバター国内生産量の見込みが6万900㌧となり、前回7月の予測から2600㌧増えると発表した。