国際線の冬期ダイヤ 関空便数は開港時94年の3倍

国際線の冬期ダイヤ 関空便数は開港時94年の3倍

新関西国際空港会社は10月20日、国際線の冬期ダイヤ計画(10月25日~16年3月26日)を発表した。訪日外国人の増加を背景に、国内外の格安航空会社(LCC)を中心とした増便が続き、16年1月のピーク時は週1215.5便で、1994年の開港時の3倍となる見通し。
計画によると、貨物便を除いた旅客便は週1069便、14年より267便増加。うちLCCは前年同期比79%増の週339便と初めて3割を超え、就航社数や都市数も過去最高となった。LCCは9割がアジア便で、16社が25都市に就航する。
方面別では、中国は前年同期比54%増の441便、韓国はウォン高の影響で44%増。一方、北米や欧州は円安の影響で、日本人旅行客が減るためやや減少している。