生カキ卸価格1割安 出荷堅調も需要振るわず

生カキ卸価格1割安  出荷堅調も需要振るわず

旬を迎える生カキの卸価格が下がっている。東京・築地市場でむき身は前年同時期に比べ1割安の1㌔1900円程度が中心。三陸産が出回り始めた10月上旬に比べ1000円ほど下がった。生育状況が良く出荷が堅調な半面、昼間の最高気温がいぜん高めで、比較的暖かい日が続いていることで、なべ物などの需要が振るわないためだ。