月別アーカイブ: 2015年12月

世界に1台の音と香りが出るオルガンに触れるイベント

世界に1台の音と香りが出るオルガンに触れるイベント

国の重要文化財に指定されている大阪市中央公会堂(大阪市北区)で、12月23日午後1時から「ワンコイン見学会&コンサート」が開かれる。クリスマス前のひとときを、建物の素晴らしさを味わうとともに音楽を楽しんでもらおうと企画された。
500円でゴスペルやジャズコンサートが聴けるほか、世界に1台しかない、音に合わせて香りが出るオルガンも登場する。この幅約4㍍、高さ約2㍍の「香りを奏でるオルガン」は、1857年に英国の調香師・ピエスが発表した香りの音階「香階」に着想を得て、柔軟剤のCM用に日本で製作され10月に完成した。
オルガンには天然香料の入った小瓶が並び、鍵盤を押すと瓶がスライドして蓋が外れると同時に空気が送られ、香りと音が同時に出てくるしくみ。1つの音ごとにローズ、ラベンダー、バニラ、ペパーミント、ムスク、ジャスミンなど46種類の香りを割り当てている。当日はプロ演奏家による演奏のほか、実際に鍵盤に触れて香りと音のハーモニーを体感できる。

大阪府 訪日観光客対策で「宿泊税」議会提案

大阪府 訪日観光客対策で「宿泊税」議会提案へ

大阪府は、府内のホテルはじめ宿泊施設での宿泊料金に100円程度の「宿泊税」を課税する方針を固め、2016年の議会に提案することが分かった。宿泊税は東京都が2002年から導入している。
府はこの税収で、急増する外国人観光客への案内所の設置や多言語への対応など受け入れ態勢を整備したい考え。12月中旬の有識者会議の提言を踏まえたうえで、2016年2月議会で関連する条例案を提出。議会で可決され、総務大臣から認められれば、2017年にも導入される見通し。

爆買い、五郎丸 大阪弁で世相斬るユニークな川柳

爆買い、五郎丸 大阪弁で世相斬るユニーク川柳

大阪・ミナミの地下街の商店主らでつくるなんなんタウン商店街振興組合(大阪市中央区)主催の「NAMBAなんなん大阪弁川柳コンテスト」の結果が発表された。
なんなん大賞に輝いたのは「うちかって 爆買いしたろ 百均で」。「爆買いに『まいどおおきに』追いつかず」など多くの爆買い関連作品が寄せられた。
2020年五輪を皮肉った「責任も 屋根もあらへん 競技場」「お・も・て・な・し わやにしてまう や・り・な・お・し」句なども多かった。ラグビーW杯での日本代表の大躍進を受け「五郎丸 ええキックやな 五郎丸」なども目立った。
この川柳コンテストは開業40周年を迎えた平成9年に「大阪らしいコンテスト」と企画され、今回で19回目。

東洋ライス レトルトの玄米でふっくら食感実現

東洋ライス   レトルトの玄米でふっくら食感を実現

東洋ライスはレトルトご飯「金芽ロウカット玄米ごはん」を売り出した。玄米は白米に比べてミネラルやビタミン、食物繊維などの栄養価が高い。
同社では特別な方法で玄米の表面を覆うロウ層を取り除くことで、一般的な玄米よりふっくらした食感を実現したという。3食(1食150㌘)入りで希望小売価格は税別444円。

ヤンマー 独自技術で養殖したカキの出荷開始

ヤンマー 独自技術で養殖したカキの出荷開始

農機メーカーのヤンマー(大阪市北区)は、大分県漁協などと協力し、自社ブランドの養殖カキの出荷を12月から始めた。独自技術で生育期間を短縮。養殖場所の同県国東市にちなんで「くにさきOYSTER」と名付けた。今年度に60万個を出荷し、中期的に年間数百万個の生産をめざす。高品質な生食用の殻付きカキだ。
国東市のふるさと納税の返礼品として出荷を始めた。今後はスーパーや飲食店向けにも出荷する。将来的には香港など海外への輸出も視野に入れる。同社はすでに野菜生産に取り組んでいるが、魚介類の出荷にも本格的に乗り出す。

大阪府・市大統合議案 12月中にも両議会で可決へ

大阪府・市大統合議案 12月中にも両議会で可決へ

大阪府・大阪市両議会で審議中の府立大と市立大の統合に向けた議案について、自民党が賛成する方針を固めたことが分かった。
自民党と推進派の大阪維新の会を合わせれば両議会とも過半数を確保できる。早ければ年内にも両議会で可決され、統合の時期や運営形態といった具体的な議論に入ることになる。

2015年の一皿に、にぎらずにできる「おにぎらず」

2015年の一皿に、にぎらずにできる「おにぎらず」

その年の世相を反映し、話題になった料理を選ぶ「2015年今年の一皿」に、講談社・週刊モーニングに連載中のうえやまとちさんの漫画「クッキングパパ」に登場する「おにぎらず」が選ばれた。
海苔(のり)の上にご飯を敷き、その上に具材を乗せて、海苔の四隅を中心に合わせるような形で包み、半分に切ったもの。切ると中身がきれいに見えるのが特徴。
選定理由について、ぐるなび総研は①おにぎりが「にぎらずにできる」という逆転の発想に新鮮な驚き②「外食」でも広がりを見せ、メニューに加える店が増えた③コメ離れが進む中、斬新なアイデアでコメの可能性を広げた-などを挙げている。

大阪に日本初の「ムスリムフレンドリー」ネイルサロン

大阪に日本初の「ムスリムフレンドリー」ネイルサロン

ヒルトン大阪(大阪市北区)22階にある「シリスネイルサロン」は12月14日、日本で初めて「ムスリムフレンドリー」のネイルコースを始める。
ムスリムフレンドリーとは、ムスリム向けの施設・サービスが、ハラル基準を満たしていることを認証する呼称。厳格な戒律で知られるイスラム教では食べ物だけでなく、肌につける化粧品などにもハラル認証が必要。
同店のネイルサービスは、カーテン付きの個室空間で女性スタッフが対応する。マニキュアはイスラム学術院で認められている「INGLOT」「Tuesday in love」の2種類を使用する。
大阪を訪れるムスリム女性のヘアカットやネイルケアを楽しみたいという需要に応える。

マレーシア工科大 日本の産学と省エネ住宅試作

マレーシア工科大 日本の産学と省エネ住宅試作

マレーシア工科大(UTM)はこのほど、ジョホール州の同大学キャンパス内に、ニチアス・広島大学と共同開発した省エネルギー住宅「ニチアス・エコハウス」2棟を建設した。実用化に向け研究を進める。12月4日付スターが報じた。
3者は2012年から省エネ住宅の研究を開始し、新たな断熱材を開発した。これを住宅に使用することで20%の省エネ効果があり、エアコンなしでも涼しい環境が得られるという。UTMは2年後をめどに特許取得を目指している。

梅田のウェディング会場で期間限定の美食ブッフェ

梅田のウェディング会場で期間限定の美食ブッフェ

大阪・梅田のマルビル4階にある「セントアクアチャペル梅田」でじゃ、12月の特定日に「プレミアムイルミネーションブッフェ」を開催する。ふだんは利用できないウェディング会場を一般開放し、プレミアムな空間でプレミアムな料理とシェフのパフォーマンスが楽しめる。クリスマスカラーである赤を基調とした華やかな空間をイルミネーションが彩る。
お楽しみはシェフが目の前でカットする「黄金のローストビーフ」。調味料の配合比率や加熱温度にまでこだわった、肉汁したたるローストビーフはクリスマスにぴったりのご馳走だ。さらに燻製塩や墨塩など6種類の塩で食べる天ぷらも揚げたてが食べられる。
このほか前菜からデザートまで約20種類のブッフェが楽しめる。価格は1名6000円(税・サ込み)で最大3時間食べ放題プラス飲み放題。