宇治茶・福寿園で日本一早い新茶摘み 温室栽培で

宇治茶・福寿園で日本一早い新茶摘み 温室栽培で

宇治茶の福寿園(京都府木津川市)は1月5日、同社の研究施設で栽培されている新茶の初茶摘みをした。2016年度の新茶としては「日本一早い茶摘み」となった。同社は年間を通じて新茶を収穫できるように研究を進めている。温度や湿度、光量を調整することで生育を促し、冬季に収穫できるようにした。
広さ100平方㍍の温室内で、茶摘みした。1月の茶摘みは通常より4カ月ほど早い。今回は生葉で3㌔㌘を収穫。乾燥など加工して得られる新茶は500㌘になる見込み。