全国初の養殖「スマ」出荷へ 和歌山県水産試験場

全国初の養殖「スマ」出荷へ 和歌山県水産試験場

和歌山県水産試験場(串本町)は1月12日、人工的に産卵させて育てた「スマ」(サバ科)を全国で初めて出荷すると発表した。東京や大阪の百貨店などに合計約40匹を1月16日、出荷する。
スマは「全身トロ」と呼ばれるほど美味とされるが、日本ではほとんど漁獲されないため、「幻の魚」とされている。和歌山県は「高級マグロに匹敵する高級魚として売り込みたい」としている。
スマ養殖は同試験場が東京海洋大学と串本町の養殖業者、丸東と協力して2012年度から研究を始め、13年度には日本で初めて養殖のための種苗の量産技術を開発していた。
出荷先は東京が日本橋三越本店内、吉川水産、大阪が阪急梅田本店のまぐろ寺本、和歌山市・和歌山マリーナシティの黒潮市場。