ライフサイエンス産業振興へ京阪神が連携し規制緩和を

ライフサイエンス産業振興へ京阪神が連携し規制緩和を

国家戦略特区に指定された大阪、京都、兵庫3府県の各商工団体が、医療や製薬のライフサイエンス産業振興に向けた規制緩和の要望書を国に共同提出した。
大阪、京都、神戸の3商工会議所は各副会頭で構成するライフサイエンス振興懇談会を2015年11月に設置。京阪神は歴史的にそれぞれ独立心が強いため、常にバラバラという負のイメージがあるのを覆し、協働しているところを政府にアピールする狙いがある。
リニア中央新幹線の大阪延伸時期の最大8年の前倒し方針が示され、世界規模のスーパー・メガリージョン(巨大都市圏)形成が具現化しつつあるだけに、京阪神の特性を発揮する相互連携は欠かせない。