月別アーカイブ: 2016年8月

『鳥獣戯画』モチーフに戦国武将を動物化 TVアニメに

『鳥獣戯画』モチーフに戦国武将を動物化 TVアニメに

国宝『鳥獣戯画』をモチーフに、戦国武将を動物に例えてオリジナルキャラクター化するプロジェクト『戦国鳥獣戯画』が始動。テレビアニメが制作され、10月から放送開始されることが明らかになった。
監督は住田崇氏。キャラクターデザインはニイルセンが担当、制作はILCAが手掛ける。

履正社 初戦突破 高川学園を退ける 夏の甲子園

履正社 初戦突破 高川学園を退ける 夏の甲子園

第98回全国高校野球選手権第2日は、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦4試合が行われ、大阪代表で6年ぶり3度目出場の履正社は、初出場の高川学園を5-1で破り、危なげなく2回戦進出を決めた。
履正社は2回、2点三塁打を含む5本の長短打で4点を先制。4-1の7回にも適時打で追加点をあげ突き放した。エース左腕の寺島成輝投手(3年)は140㌔台の中盤ストレートに変化球を織り交ぜ、2安打1失点、11三振を奪う好投だった。

真夏の夜空彩る圧巻 、大輪の花 なにわ淀川花火大会

真夏の夜空彩る圧巻、大輪の花 なにわ淀川花火大会

大阪の夏の夜空を飾る「第28回なにわ淀川花火大会」が8月6日、大阪市淀川区の淀川河川敷で開かれた。
主催者発表で、カップルや家族連れなど40万人以上が会場一帯へ詰め掛け、さながら大輪の花を思わせる豪華絢爛たる花火や水中花火など、真夏の夜を彩る花火を歓声をあげながら楽しんだ。
この花火大会は1989年に「平成淀川花火大会」としてスタート。2006年から「なにわ淀川花火大会」と名称を変更し、開催されている。

世界一の食の都目指せ 大阪市がインバウンド対策セミナー

世界一の食の都目指せ 大阪市がインバウンド対策セミナー

大阪市はこのほど、飲食店関連情報サイト「ぐるなび」(東京都千代田区)と共同で、インバウンド対策セミナーを市内で開いた。飲食関係者ら約400人を前に、有識者らが観光の現状や「おもてなし」の極意を伝授した。
大阪観光局の溝端宏理事長は「食は波及効果が大きく、成長戦略の柱。広い視野を持ち、大阪を世界一の食の都にするという高みを目指してほしい」と呼び掛けた。
両者が6月に結んだ、食文化や観光振興を盛り込んだ包括連携事業の一環。

山崎豊子さんの文学忌「豊子忌」に決まる ズバリ直球で

山崎豊子さんの文学忌名「豊子忌」に決まる ズバリ直球で

大阪・船場に生まれ、2013年に88歳で亡くなった、『大地の子』『沈まぬ太陽』『白い巨塔』など骨太の社会派作品で知られた作家、山崎豊子さんの命日である9月29日が「豊子忌」に決まった。
山崎さんの甥で山崎豊子文化財団事務局長の山崎定樹さん(57)、秘書を務めた野上孝子さん(76)がこのほど記者会見し、経緯を説明した。作品名にちなんで「花簾(かれん)忌」や「華簾(かれん)忌」なども候補として挙げられ検討されたが、そのものズバリ”直球勝負”の方が覚えやすく、読者の理解も得やすい」として、豊子忌に決めたという。
文学忌は作家の命日をペンネームや代表作にちなんで文学的な業績をしのぶ日で、大阪出身の代表的作家、司馬遼太郎さんの「菜の花忌」などが知られている。

大阪・上半期の「オレオレ詐欺」5倍に急増 過去最悪

大阪・上半期の「オレオレ詐欺」5倍に急増 過去最悪

大阪府警によると、大阪府内の今年上半期の「オレオレ詐欺」の件数は昨年に比べ5.3倍の206件と過去最悪のペースで増えていることが分かった。また、被害総額は同4.9倍のおよそ6億7,900万円に上った。
架空請求では、80代の女性が5億7,000万円をだまし取られ、特殊詐欺の被害額としては過去最悪となっている。

京都・城陽の遺跡で奈良時代の役所の建物跡出土

京都・城陽の遺跡で奈良時代の役所の建物跡出土

京都府埋蔵文化財調査研究センターは8月4日、城陽市富野の芝山遺跡から、奈良時代の掘立柱建物跡などが見つかったと発表した。
建物跡は同じ方向を向いていることから、当時の役所に関連する施設と考えられるという。
確認されたのは奈良時代の掘立柱建物跡7棟。Ⅰ群4棟とⅡ群3棟の2群に分けられ、群ごとに少しずれた角度で西を向いている。建物が同方向を向く統一性のある造りから、役所を構成する建物の一部か、役人の住居と推定されるという。
平城京で出土する瓦と同じ模様を持つの軒平瓦のかけらや、墓と推定される飛鳥時代の穴も見つかった。芝山遺跡は南北約840㍍、東西約950㍍。

上半期の来阪外国人観光客 過去最高の450万人

上半期の来阪外国人観光客 過去最高の450万人

大阪観光局はこのほど、2016年上半期(1~6月)に大阪府内を訪れた外国人観光客は前年同期比41%増の450万人だったと発表した。
前年の91%増に比べて伸びは鈍ったが、引き続き高水準の伸びを維持している。ちなみに、東京は568万人だった。
日本政府観光局(JNTO)や観光庁の調査結果から、大阪観光局が推計した。
国・地域別の外国人客数は中国、韓国、台湾、香港の合計が全体の76%を占める。中国は58%増の180万人、韓国は49%増の70万人、台湾は23%増の63万人、香港は23%増の29万人だった。中国人については、「団体客(ツアー)が減り、個人客が増えている」としている。

セブン&アイHD 西武八尾店など2店舗閉鎖へ

セブン&アイHD 西武八尾店など2店舗閉鎖へ

セブン&アイホールディングス(HD)がグループの事業見直しの一環で、業績が低迷しているそごう・西武の百貨店2店舗を2017年2月末に閉鎖する方針を固めたことが分かった。
閉鎖対象の2店舗は西武八尾店(大阪府八尾市)と西武筑波店(茨城県つくば市)。
八尾店は1981年オープン、地域密着型の店舗として利用されてきたが、近年は競合店などの出現で売り上げが減少し赤字が続いていた。開店から36年程度での閉鎖、撤退となる。
経営再建中のカタログ通販大手、ニッセンホールディングスは年内にも完全子会社化して合理化を加速する。

「弘前ねぷたまつり」始まる 勇壮「扇ねぷた」に歓声

「弘前ねぷたまつり」始まる 勇壮「扇ねぷた」に歓声

青森県の津軽地方を代表する夏祭り「弘前ねぷたまつり」が8月1日夜から弘前市で始まった。
初日の1日は午後7時ごろから弘前市内でねぷたの運行が始まり、勇壮な武者絵などが描かれた巨大な扇形の飾りを載せた「扇ねぷた」と呼ばれる山車など大小合わせて38台が、「ヤーヤドー」という独特の掛け声と囃子に合わせて町を練り歩いた。ねぷたの大きいものでは、高さが9㍍余りもある。沿道には大勢の見物客が詰め掛け、ねぷたが通るたびに盛んに拍手を送って夏祭りを楽しんでいた。
弘前ねぷたまつりは8月7日まで行われ、期間中合わせて81台のねぷたが運行する予定だ。