『鳥獣戯画』モチーフに戦国武将を動物化 TVアニメに
国宝『鳥獣戯画』をモチーフに、戦国武将を動物に例えてオリジナルキャラクター化するプロジェクト『戦国鳥獣戯画』が始動。テレビアニメが制作され、10月から放送開始されることが明らかになった。
監督は住田崇氏。キャラクターデザインはニイルセンが担当、制作はILCAが手掛ける。
山崎豊子さんの文学忌名「豊子忌」に決まる ズバリ直球で
大阪・船場に生まれ、2013年に88歳で亡くなった、『大地の子』『沈まぬ太陽』『白い巨塔』など骨太の社会派作品で知られた作家、山崎豊子さんの命日である9月29日が「豊子忌」に決まった。
山崎さんの甥で山崎豊子文化財団事務局長の山崎定樹さん(57)、秘書を務めた野上孝子さん(76)がこのほど記者会見し、経緯を説明した。作品名にちなんで「花簾(かれん)忌」や「華簾(かれん)忌」なども候補として挙げられ検討されたが、そのものズバリ”直球勝負”の方が覚えやすく、読者の理解も得やすい」として、豊子忌に決めたという。
文学忌は作家の命日をペンネームや代表作にちなんで文学的な業績をしのぶ日で、大阪出身の代表的作家、司馬遼太郎さんの「菜の花忌」などが知られている。
京都・城陽の遺跡で奈良時代の役所の建物跡出土
京都府埋蔵文化財調査研究センターは8月4日、城陽市富野の芝山遺跡から、奈良時代の掘立柱建物跡などが見つかったと発表した。
建物跡は同じ方向を向いていることから、当時の役所に関連する施設と考えられるという。
確認されたのは奈良時代の掘立柱建物跡7棟。Ⅰ群4棟とⅡ群3棟の2群に分けられ、群ごとに少しずれた角度で西を向いている。建物が同方向を向く統一性のある造りから、役所を構成する建物の一部か、役人の住居と推定されるという。
平城京で出土する瓦と同じ模様を持つの軒平瓦のかけらや、墓と推定される飛鳥時代の穴も見つかった。芝山遺跡は南北約840㍍、東西約950㍍。
上半期の来阪外国人観光客 過去最高の450万人
大阪観光局はこのほど、2016年上半期(1~6月)に大阪府内を訪れた外国人観光客は前年同期比41%増の450万人だったと発表した。
前年の91%増に比べて伸びは鈍ったが、引き続き高水準の伸びを維持している。ちなみに、東京は568万人だった。
日本政府観光局(JNTO)や観光庁の調査結果から、大阪観光局が推計した。
国・地域別の外国人客数は中国、韓国、台湾、香港の合計が全体の76%を占める。中国は58%増の180万人、韓国は49%増の70万人、台湾は23%増の63万人、香港は23%増の29万人だった。中国人については、「団体客(ツアー)が減り、個人客が増えている」としている。