月別アーカイブ: 2019年4月

丸紅など フィリピンNCCのスマートグリッド事業に参画

丸紅など フィリピンNCCのスマートグリッド事業に参画

丸紅は4月4日、関西電力、中部電力、およびフィリピン最大の配電事業会社、マニラ電力会社(以下、MERALCO)と共同で、フィリピン・ニュークラークシティ(以下、NCC)におけるスマートグリッド事業に参画すると発表した。
この事業はフィリピン基地転換開発公社(以下、BCDA)が、マニラ首都圏の北西約120kmにあるクラーク米空軍基地跡に、環境に配慮したスマートシティーの開発を行う事業の第一弾として、フィリピン初のスマートグリッド設備の設計、建設、保守、運営を行うもの。
丸紅が18%、関西電力が9%、中部電力が9%、MERALCOが54%、BCDAが10%を出資する事業会社を通じて電力供給を行う。

住友電工 ベトナム・ハノイにハードメタル事業の駐在員事務所

住友電工 ベトナム・ハノイにハードメタル事業の駐在員事務所

住友電気工業(本社:大阪市中央区)は4月2日、ハードメタル事業のベトナムでの拡販に向けた市場調査等の活動を行うため、2019年4月にハノイ市内に駐在員事務所を開設すると発表した。
切削工具に関する市場調査、現地特約店の技術支援を推進し、切削工具分野におけるベトナム市場での一層のシェア拡大を目指す。

東洋建設 比カガヤンデオロ洪水対策工事を受注

東洋建設 比カガヤンデオロ洪水対策工事を受注

東洋建設(本社:東京都千代田区)は4月4日、フィリピン公共事業道路省発注の「カガヤンデオロ洪水対策工事(パッケージ2)」を受注したと発表した。
この工事は、日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて供与する有償資金協力(円借款)のうち、一般円借款が適用されており、受注金額は約59億円、工期は36カ月。工事内容は河川堤防の建設2.3kmで、堤防の擁壁の修繕・建設などを行い流域の洪水被害の緩和を図る。

MHPS 中国GHGTへH-25形ガスタービン技術ライセンス供与で合意

MHPS 中国GHGTへH-25形ガスタービン技術ライセンス供与で合意

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は4月4日、中国のガスタービンの研究開発および設計・製造を手掛ける中船重工龍江広瀚燃気輸機(本社:中国・ハルビン市、以下、GHGT)とH-25形ガスタービンの製造技術に関わる技術ライセンスの供与を行うことで合意し、このほど技術ライセンス契約(TLA)を締結したと発表した。
このTLAにより、中国で需要が高まるH-25形等の小型ガスタービンの、機動的な現地供給体制を整えることで競争力を強化し、中国市場でのシェアを拡大するのが狙い。

中国電力 カンボジアの電力供給計画のコンサル業務を受注

中国電力 カンボジアの電力供給計画のコンサル業務を受注

中国電力(本社:広島市中区)は4月4日、カンボジア鉱業エネルギー省(以下、MME)から、同国全体の電力供給計画、電力マスタープラン改定のコンサルティング業務を受託したと発表した。
現在の同国の電力マスタープランは、同社が2013年にサポートし策定したもので、同国の関係部署とともにこの見直しを同社主導で実施する。2030年までの電力需要の想定や、電源開発計画・送変電計画を作成することにしている。今回のコンサル業務期間は2019年4月~2020年4月の予定。

トヨタ 電動車普及へHVの特許を無償提供

トヨタ 電動車普及へHVの特許を無償提供

トヨタ自動車は4月3日、ハイブリッド車(HV)などモーター・PCU・システム制御等車両電動化技術の特許約2万3,740件を無償提供すると発表した。電動車の普及に向けた取り組みの一環。また、電動車を開発・製造するために、トヨタが保有するパワートレーンシステムを活用してもらう際に、技術サポートも実施するとしている。

朝ドラ「スカーレット」撮影開始 ロケを公開

朝ドラ「スカーレット」撮影開始 ロケを公開

今年9月末から半年間にわたって放送されるNHKの連続テレビ小説「スカーレット」の撮影が、ドラマの舞台の滋賀県甲賀市で4月2日から本格的に始まった。4日、ヒロイン役の戸田恵梨香さんらが参加したリハーサルの様子が報道関係者に公開された。
公開されたのは、戸田さんが信楽焼の登り窯の前で、元AKB48の大島優子さん演じる幼馴染みの窯元の娘と言葉を交わすシーン。
スカーレットは、戦後から高度経済成長期にかけて焼き物の里として知られる甲賀市の信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして奮闘する主人公を描く物語。

富士通 シンガポールMPAとAIで船舶の衝突リスク予測技術を検証

富士通 シンガポールMPAとAIで船舶の衝突リスク予測技術を検証

富士通はこのほど、シンガポール海峡の海上交通リスクを分析する実証実験を通じて、船舶同士のニアミスを予測するAIを活用した船舶の衝突リスク予測技術の有効性を検証したと発表した。同社は2020年までに、この技術を取り入れた海上交通管制や運航船舶向けのサービス提供を目指す。
この技術は、シンガポール海事港湾庁(以下、MPA)の協力のもと、富士通研究所が開発したAI技術「FUJITSU Human AI Zinrai」を用いて、船舶衝突リスクの検知と、衝突リスクの集中する動的リスクホットスポットを予測することができる。今回の検証により、同社の技術が航行の安全につながることが確認できたとしている。

JR東日本 シンガポールに企業向けコワーキングスペース開設

JR東日本 シンガポールに企業向けコワーキングスペース開設

JR東日本(本社:東京都渋谷区)は4月3日、シンガポールのビジネス中心部で2019年8月に企業向けの交流プラットフォームとしてコワーキングスペース「One&Co(ワンアンドコー)」を開設すると発表した。
One&Coの施設面積は1,232㎡(プライベートオフィス34室、コワーキングデスク約110席)。営業時間は24時間/365日(常駐スタッフの対応時間は平日9時~18時を予定)。
One&Coは”Platform for Innovative Business”をコンセプトに、日本企業の海外進出やシンガポールをはじめとしたアジアの国々の日本進出を応援する。また、スタートアップ企業と大手企業のマッチング機会や、利用者間のコミュニティ形成を促し、その出会いによりビジネス・イノベーションを創発する場となることを目指す。

大阪市で昨年より9日遅く桜満開発表

大阪市で昨年より9日遅く桜満開発表

近畿地方は4月4日、広い範囲で高気圧に覆われて晴れわたり、大阪市では大阪管区気象台からソメイヨシノの満開が発表された。大阪市の桜の満開は平年より1日早く、昨年より9日遅くなった。
ソメイヨシノの標本木がある大阪城公園や大川端では、見ごろを迎えた桜を眺めながら、そぞろあるきをする外国人観光客はじめ、あちこちでレジャーシートを広げて飲み物を手に花見を楽しむ人たちやグループの姿がみられた。