東京五輪 コロナ完全収束しなくても来夏開催 IOCコーツ副会長

延期された東京五輪・パラリンピックの準備状況を監督する国際オリンピック委員会の調整委員長を務めるジョン・コーツ副会長は9月7日、新型コロナウイルスが完全に収束していなくても、2021年7月23日に始まるだろうとの見通しを示した。フランスAFP通信のインタビューに答えたもの。1年後の来夏に延期された東京五輪開催の最大のポイントは、ワクチン開発を含めた新型コロナウイルスの封じ込めが可能かどうかにあるといわれる中、コーツ氏の発言は開催・決行に向けたIOCの強い意思の表われと思われる。