大阪府と大阪市が制定を目指している広域行政を一元化するための条例案の骨子が明らかになった。府と市はこの条例案の骨子を2月から始まる府議会と市議会に提出する方針。
骨子は①現在府と市で設置している知事を本部長とする「副首都推進本部会議」を条例で設置したうえで、大阪の成長戦略は本部会議で策定し、府市が一体で取り組む②これにより、市が所管している高速道路や鉄道などの広域的な都市計画の権限を府に移す③すでに統合している港湾や観光などの事業も引き続き今の一元化体制を継続する。
条例の施行日は2021年4月1日。議会で可決されれば、速やかに一元化に向けた手続きが進められることになる。