2025年の大阪・関西万博が開かれる人工島・夢洲(ゆめしま、所在地:大阪市此花区)へのアクセス鉄道となる大阪メトロ中央線延伸部(北港テクノポート線)のインフラ整備について、事業主体の大阪市約250億円から約40億円増加しているが分かった。想定よりも地盤が弱く、崩落を防ぐための壁をより深く打ち込むことになったため。
増額分計40億円のうち一部は国から補助され、大阪市負担分は30億円程度とみられる。工事は、咲洲(さきしま、所在地:大阪市住之江区)にあるメトロ中央線終着駅のコスモスクエア駅と、夢洲に新たに整備する夢洲駅(仮称)を海底トンネルで結び、約3km延伸させる。2024年度に完成予定。