コロナ禍でネット利用時間増加 10~20代は66~71%

日本政府が6月8日、閣議決定した2021年版「消費者白書」によると、コロナ禍で余儀なくされた「巣ごもり生活」の結果、インターネットの利用時間が増えたことが明らかになった。
消費者庁がウェブと郵送で全国1万人にアンケートし、約5,800人から得た回答では、時間の使い方の変化が顕著になった。「家族との時間」「趣味」「旅行」「外食」など10項目に費やした時間の増減を2019年と2020年で比較したところ、「増えた」との回答が最も多かったのが「インターネット」だった。
全体で38.4%は利用時間が増え、とくに10代後半は71.7%、20代は66.8%に上った。利用の内訳は情報収集や動画閲覧、ネット交流サービス(SNS)などが多かった。