都構想 賛否両派が演説、デモ 動き熱帯びる

都構想 賛否両派が演説、デモ 動き熱帯びる

大阪市を廃止・再編する「大阪都構想」の是非を問う住民投票が5月17日に実施されることが決まり、政党や市民団体の活動が熱を帯びてきた。4月3日に大阪府・市議選の告示を控えた3月28日、大阪市内では推進、反対両派がそれぞれの訴えを浸透させようと、デモ行進や街頭演説を行った。

大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)と松井一郎幹事長(大阪府知事)はJR天王寺駅周辺で演説。一方、都構想に反対する市民団体「民意の声」(浅野秀弥代表)などの呼びかけで約1000人(主催者発表)が大阪市のメインストリート、御堂筋をデモ行進。自民、民主、共産の市議らも姿を見せた。