4~6月コーン油の卸価格交渉が2%高で決着

4~6月コーン油の卸価格交渉が2%高で決着

マーガリンの原料になるコーン油の4~6月期卸価格(製油会社の大口需要家渡し)交渉が、1~3月期比約2%高の1㌔あたり136.5円中心となった。値上がりは2013年7月以来約1年9カ月ぶりのことだ。日本で使用量が多い菜種油、大豆油で製油各社が1月と4月に相次いで価格を引き上げていることが影響している。在庫も低水準で、農林水産省によると2月末時点のコーン油の在庫量は4013㌧で、需給逼迫水準とされる4000㌧に近づいている。