メロン 茨城産卸価格2割高 4月の日照不足が影響

メロン 茨城産卸価格2割高 4月の日照不足が影響

旬を迎えたメロンの卸価格が高い。東京・大田市場では茨城産のアンデスメロンの卸価格(相対取引・中値)が5㌔3100円前後と、前年の同じ時期に比べて2割強上昇している。
メロンは生育に時間がかかるため、4月の低温や日照不足の影響で5月の出荷が減っている。いまは産地が熊本から茨城に切り替わる時期にあたる。茨城では農家の高齢化や他の作物への転作に伴い、JA全農茨城ではメロンの作付面積が前年比5%減ったとしている。
5月中は高値が続くとみられている。都内の小売店では茨城産アンデスメロンは1玉480円と前年よりやや高い。