尾崎紀世彦さんが歌って大ヒットした「また逢う日まで」など昭和世代なら誰でも知っている数々のヒット曲を世に送り出した作曲家、筒美京平さんが10月7日、誤嚥性肺炎で亡くなったことが分かった。80歳だった。
筒美さんは1967年、グループサウンズ、ヴィレッジ・シンガーズの「バラ色の雲」を皮切りに、翌年いしだあゆみさんが歌った「ブル・ーライト・ヨコハマ」、そして尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」、ジュディ・オングさんの「魅せられて」など昭和の歌謡界を代表する名曲を送り出した。
1970年代以降はアイドル歌謡も数多く手がけた。南沙織さんの「17才」、近藤真彦さんの「スニーカーぶる~す」「ギンギラギンにさりげなく」、小泉今日子さんの「なんてたってアイドル」、松本伊代さんの「センチメンタル・ジャーニー」、岩崎宏美さんの「ロマンス」、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」など多くの曲を生み出した。