世界初 iPS視細胞の移植手術実施 神戸アイセンター病院 2020年10月17日アジア-社会social 神戸市立神戸アイセンター病院(所在地:神戸市中央区)が、「網膜色素変性症」の患者にiPS細胞からつくった視細胞シートを網膜に移植する、世界で初めての手術を行ったことが分かった。iPS細胞を使った目の病気の治療は3例目となる。 網膜色素変性症は、光を感じる網膜の視細胞が遺伝子変異で徐々に減り、モノが見えにくくなったり、視野が狭くなる病気。失明する場合もある。日本国内の同病の患者は3万~4万人に上る。