大阪府の吉村知事は1月19日、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、府病院協会と府私立病院協会に軽症・中等症者用の病床確保を緊急要請したことを明らかにした。主に200床以上の一般病棟を持つ大規模民間病院で約30床の増床を目指す。
府は2020年12月に計200床の増床を目指し協力を要請。その結果、17日現在約100床を確保できる見通しとなったが、まだ必要な病床数が足りないことから、新たに協力を求めることになった。要請に応じない場合は特別措置法33条を適用し、より強い「指示」を出すことも検討している。