「民泊」条例案など 大阪市議会で継続審議か
大阪市が年初の市議会で条例成立を目指していた「民泊」条例案および大阪市立大と大阪府立大の統合案が、継続審議になる見通しとなった。
昨年、大阪府議会が国家戦略特区の指定を受けて「民泊」条例を成立させたことを受け、増え続ける外国人観光客に伴い、ホテルや宿泊施設の大幅な不足が伝えられる中、マンションなどの空き室を宿泊施設に活用できるように規制緩和する「民泊」条例案。
だが、大阪市内ではマンション居住者の暮らしや、マンションごとの様々なルールとの兼ね合いはじめ、治安面での不安の声があり、受け入れ態勢の整備は予想以上に難しい部分もあるようだ。
また、市立大と府立大の統合案については、公明党が吉村市長の考え方をしっかりと聞いたうえで判断したいなどとしており、いずれも継続審議になる見通しだ