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近畿の出生率4府県で低下 1.55の和歌山だけが上昇

近畿の出生率4府県で低下 1.55の和歌山だけが上昇

厚生労働省が6月5日発表した2014年の人口動態統計では、近畿2府4県のうち兵庫、大阪、奈良、京都の4府県で、合計特殊出生率が13年に比べて低下した。和歌山だけが上昇、滋賀県は横ばいだった。
和歌山は1.55で近畿では最も高く、前年から0.03㌽上昇した。京都は1.24と前年に比べ0.02㌽低下し、東京に次いで全国で2番目に低かった。奈良は1.27で前年から0.04㌽低下した。滋賀は1.53で横ばい。このほか、兵庫が1.41、大阪は1・31でそれぞれ0.01㌽下がった。

4月コメ小売価格0.8%高 4カ月ぶり上昇

4月コメ小売価格0.8%高 4カ月ぶり上昇

農林水産省が6月5日発表した「コメに関するマンスリーレポート」によると、4月のコメ全銘柄の平均価格は前月比0.8%高の5㌔1839円(消費税込み)だった。値上がりは4カ月ぶりだった。前年同月比では8.4%安い。銘柄別に見ると、「あきたこまち」が前月比5.2%高、宮城産「ひとめぼれ」が同4.6%高で上げ幅が大きかった。

旬迎えたウメの卸価格3割安 5月の雨不足響く

旬迎えたウメの卸価格3割安 5月の雨不足響く

旬を迎えたウメの卸価格が安い。東京・大田市場では主力の和歌山産(相対取引・中値)が、10㌔3700円前後と過去3年平均に比べ3割弱安い。今年は例年比で実が小さく、高温の影響で出荷時期が早まったことが影響した。和歌山では5月の雨不足で実の大きさが例年を下回っている。

塩野義製薬 大阪・摂津市に新工場 16年度稼働

塩野義製薬 大阪・摂津市に新工場 16年度稼働

塩野義製薬は大阪府摂津市に製材工場を建設する。約26億円を投じ、2016年度をめどに稼働させる。主力の抗うつ剤「サインバルタ」などの生産能力を20億錠に倍増させる。
摂津工場の敷地内でこのほど、3階建てで延べ床面積4000平方㍍の新製造棟を着工した。隣接地に空きスペースを用意し、さらなる増産も検討している。

「堺ツーデーマーチ」開幕 1823人が歴史と文化を堪能

「堺ツーデーマーチ」開幕 1823人が歴史と文化を堪能

堺市堺区の大仙公園を主会場に6月6日開幕した「第10回堺ツーデーマーチ」(堺市、日本ウォーキング協会、朝日新聞社など主催)。1823人の参加者は5つのコースに分かれ、古墳群や神社、遺跡など堺の名所を歩いて巡った。
スタート・ゴール地点の大仙公園は、市が世界文化遺産登録を目指す古墳群の、仁徳陵と履中陵に挟まれている公園内を巡る3㌔のコースから35㌔のコースが用意された。中では仁徳陵1周コース(3㌔)に人気が集まり、3班に分かれて計100人が参加した。
最終日の7日は茶人・千利休や歌人・与謝野晶子ゆかりの施設や旧堺灯台などを巡る32~3㌔のコースがある。

天神祭の奉納花火「5000発」再び ネット通じ資金集め

天神祭の奉納花火「5000発」再び  ネット通じ資金集め

日本三大祭「天神祭」(大阪市、7月24・25日)の花火実行委員会が、初の試みとしてインターネット上で資金を集めるクラウドファンディング(CF)を活用し、奉納花火の協賛金を募っている。
企業や個人からの協賛金が減ったため、2008年ごろから、それまでより1000発減らし4000発になっている奉納花火の打ち上げ本数を再び5000発に増やし、祭りを盛り上げたいとしている。
実行委は250万円を目標にしている。期限は7月15日。協賛金額に応じて、観覧席のチケットや記念品を贈呈する。大阪天満宮の天神祭は毎年約130万人が訪れる。

高槻市・梶原台場は長州藩士らの上洛防ぐのが目的?

高槻市・梶原台場は長州藩士らの上洛防ぐのが目的?

幕末の動乱期、高槻につくられた砲台「梶原台場」の素顔に迫る資料展「幕末の梶原台場と長州藩の上洛」が高槻市城内町の市立しろあと歴史館で開かれている。8月2日まで。期間中、同館学芸員の連続講座がある。
台場は上から見ると、星の形をした西洋の築城方式で築かれた砲台のこと。江戸末期に外国船の来航が相次ぎ、海防を目的に幕府の勝海舟の指導などで各藩が築造した。
高槻市の阪急京都線上牧駅西南側の梶原、上牧、神内にまたがる地区に東西300㍍、南北200㍍ほどの「梶原台場」がつくられた。ただ、この梶原台場は淀川沿岸からやや離れており、海防というよりは、倒幕をを狙う長州藩の藩士らの上洛を防ぐのが真の目的だったとみられている。
会場には地元の寺院や国土地理院に保管されている梶原台場の絵図の写しや文書類を、幕末の国内情勢の説明板を付けて展示の関西の台場の配置、現在の様子なども写真や図で分かりやすく展示している。

農家への補填金 14年産米価下落で最大の514億円に

農家への補填金 14年産米価下落で最大の514億円に

農林水産省は6月5日、2014年産コメの価格下落を受け、農家に総額514億円(計5万8000件)の補填金を支払う見込みだと発表した。07年に発足した収入減少影響緩和対策制度に基づく支払いで、07年の313億円を大きく上回り過去最大となる。
補填金は国と農家が3対1の比率で拠出している。減収額の9割までを補填する仕組みで、コメ以外には麦や大豆なども対象となる。

関西最大級のリフォーム展示会 インテックス大阪

関西最大級のリフォーム展示会 インテックス大阪

大建工業、TOTO、YKKをはじめ住宅建材、住設機器など住宅関連10社による戸建て・マンションのリフォーム展示会「グリーンモデルフェア2015」が6月5日7、大阪市住之江区のインテックス大阪で始まった。6日まで。関西最大級のリフォーム展示会で約1万8000人の来場者を見込む。50代以上のシニア層をターゲットに、バリアフリーや省エネ設計のリフォーム商品などを展示。

寒冷畑作のコスト15%削減 ICT活用で 農研機構

寒冷畑作のコスト15%削減  ICT活用で  農研機構

農業・食品作業技術総合研究機構北海道農業研究センター(札幌市豊平区)は、寒冷の畑作地域で省力化技術を活用することにより、2015年度に生産コストの15%削減を目指す。ポテトチップス用ジャガイモ、テンサイなど加工業務用野菜で収穫機を導入して作業効率向上を図るとともに、小麦や大豆などの種まき作業に衛星や無人ヘリコプターによるリモートセンシングなどICTを活用、精度向上で収穫量アップを図る。