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アイリスオーヤマ コメ海外輸出を正式発表

アイリスオーヤマ  コメ海外輸出を正式発表

アイリスオーヤマ(仙台市青葉区)は7月2日、関連会社の舞台アグリイノベーション(仙台市青葉区)が、同社初となるコメの海外輸出を始めると正式に発表した。8日にマレーシアに18㌧輸出する。現地の食品卸会社を通じて、マレーシア伊勢丹(クアラルンプール)など小売店で、富裕層を主要顧客として販売する。今後業務米の展開やマレーシア以外の国への輸出を目指す。

中国産ニンニク卸価格16%高 投資マネーでの動きも

中国産ニンニク卸価格16%高 投資マネーでの動きも

中国産ニンニクの卸価格が高い。東京都中央卸売市場の6月下旬の中国産の平均卸価格は、前年同期比16%高の1㌔265円だった。中国国内で投資マネーの受け皿になっているため、現地の取引価格が上昇しているという。
2010年にも富裕層の投資が、ニンニク相場を押し上げた。いったん落ち着いたが、15年になって投資マネーの動きが再燃している。

府最大級の竪穴住居跡 寝屋川・上垣内遺跡

府最大級の竪穴住居跡   寝屋川・上垣内遺跡

大阪府教育委員会はこのほど、大阪府寝屋川市明和の上垣内(かみがいと)遺跡で、古墳時代(6世紀後半)の3棟の竪穴住居跡が見つかったと発表した。そのうち1棟は府内でも最大級の規模で、周辺の地名から渡来人ゆかりの集落だった可能性があるとみている。
竪穴住居跡の1棟は、東西約6.2㍍、南北5㍍以上の四角形で、通常(各4~5㍍)より一回り大きかった。周囲を20㌢以上掘り下げており、北側中心にはかまどの痕跡があった。柱穴も確認しており、建物を4本の柱で支えていたと推定している。
ほかにも、奈良時代(8世紀)の掘立柱建物1棟があったほか、須恵器(すえき)や土師器(はじき)の破片も出土した。現地の周辺には「太秦(うずまさ)」「秦(はた)」など渡来系氏族との関連をうかがわせる地名が残っている。

通天閣 復元された天井画のライトアップ点灯式

通天閣 復元された天井画のライトアップ点灯式

大阪シンボル・通天閣(大阪市浪速区)で7月3日、復元された天井画のライトアップが始まり、点灯式があった。1943年に焼失した初代通天閣に描かれていた天井画が再現された。ライトアップは初代の記録にもなく初めてで、毎晩、日没から午後11時まで、縦横17㍍のクジャクや花などが描かれた、色鮮やかな天井画を楽しむことができる。
初代通天閣の開業日(1912年7月3日)に合わせ、これまで進められていた免震対策など一連の改装工事の完了を祝して、通天閣観光が式典を開いた。

11/22 大阪府知事・市長選 まだ見えぬ構図

11/22 大阪府知事・市長選  まだ見えぬ構図

大阪府と大阪市の両選挙管理委員会は7月2日、任期満了に伴う府知事・市長選を11月22日投開票のダブル選にすると決めた。知事選は11月5日、市長選は同8日に告示される。前回のダブル選挙は大阪維新の会と既成政党の激突となったが、今回は現時点ではその構図はまだ全く見えない。
維新が市長選で候補擁立を見送る可能性があり、住民投票では共闘した他党も一枚岩ではないためだ。維新の候補には辛坊治郎氏らテレビキャスターや、吉村洋文衆院議員の名前が挙がっている。これに対し、自民、民主、共産は統一候補も視野に入れる。最右翼は都構想反対派のシンボルになった柳本顕自民市議団幹事長だ。ただ、自民や公明の一部に維新との対決を避けようとする動きもある。
知事選は松井一郎知事の動向が焦点だ。同氏が任期まで働きたいと述べ、その先については明言を避けている。自民からは反都構想の旗振り役となった京大大学院の藤井聡教授らの名前が挙がっているが本命は絞り切れていない。

全中次期会長に「改革派」奥野氏 初の戦後生まれ

全中次期会長に「改革派」奥野氏 初の戦後生まれ

全国の農協(JA)を束ねる全国農業協同組合中央会(全中)は7月2日、次期会長に奥野長衛氏(68)=JA三重中央会長=が内定したと発表した。奥野氏は初の戦後生まれで、1954年全中発足から14人目の会長となる。8月11日の臨時総会で承認後、正式就任する。任期は、辞任した万歳氏の残りの任期の2017年8月まで。

スシロー20年までに1.5倍の600店舗に 都市部を強化

スシロー20年までに1.5倍の600店舗に 都市部を強化

回転寿司チェーン大手のあきんどスシロー(大阪府吹田市)は7月2日、展開する「スシロー」や「ツマミグイ」などの店舗を、現在の計400店から2020年までに1.5倍の600店に増やすと発表した。なかでも現在は数店舗にとどまる都市部への出店を強化する考えを示した。
回転寿司業界では最大店舗を誇るスシローだが、都心では高い賃貸料が壁となり、これまでは主に郊外や地方で店舗運営してきた。今後、強化する都心型店舗は郊外型より小型にして、①回らない店舗で、「ツマミグイ」など既存店より単価の高いつまみのメニューを充実する②持ち帰り比率を現在の平均1割より高くすることで売り上げを伸ばす③平日の仕事帰りの客の取り込みを狙う–方針。

近畿1.53%減 生産年齢人口の減少加速 老年人口のみ増

近畿1.53%減 生産年齢人口の減少加速 老年人口のみ増

総務省が7月1日発表した住民基本台帳に基づく人口調査(1月1日時点、外国人含む)で、近畿2府4県の人口統計は前年比0.24%減の2090万人となった。このうち生産年齢人口(15~64歳)は、1280万人で1.53%減少した。減少率は前年より拡大し、全国の1.43%も上回った。
老年人口(65歳以上)は3.64%増の538万人、年少人口(14歳以下)は1.42%減の272万人だった。人口総計は府県すべてが減少した。6府県の日本人の人口は0.25%減の2051万人。外国人は0.38%増の38万人だった。

大戸屋 20年までに上海にFC50店 他都市にも出店へ

大戸屋 20年までに上海にFC50店 他都市にも出店へ

定食屋「大戸屋」を展開する大戸屋ホールディングス(HD)は、中国・上海市に2020年までに50店のフランチャイズチェーン(FC)店を開業する。日本でなじみのある定食メニューのほか、現地で需要が伸びている焼き鳥や刺し身などつまみ系のメニューを充実させる。
上海でも和食人気は根強く、中国の他都市にも出店する計画だ。上海市中心部の商業施設にこのほど、中国本土のFC1号店を開いた。14年3月に中国本土のエリアFC契約を結んだ、ファミリーマートの子会社である全家便利商店(台湾ファミリーマート、台北市)が同社の100%出資子会社を通じて運営する。
大戸屋HDは現在、台湾で台湾ファミマによるFC店を23店、上海市内で直営1店を運営する。台湾ファミマによる中国本土への出店は初めて。いずれ上海市内の直営店もFC店に切り替える。メニューは日本でも人気のホッケや鯖(さば)などの焼き魚や、豚カツを使った定食などが中心。価格は焼き鳥を販売する。1号店は1600円程度、2号店は1400円程度の見通し。

カレーで地産地消推進 ハウス食品 全国32団体と連携

カレーで地産地消推進 ハウス食品 全国32団体と連携

カレーの本格需要期である夏に向けて、ハウス食品は全国32の地域・県の生産者団体と共同で、地元産野菜を使ったカレーメニューの地産地消推進活動を始めた。ベースメニューにサラダカレー丼を定め、同メニューに地元特産の野菜を使うことを生産者団体と共同で提案、例えばトマトやアスパラガスを使用したサラダカレー丼のテレビコマーシャルを8月16日まで地元で放映。店頭でサラダカレー丼をPRして、地元野菜やカレーの消費増加につなげる。