大阪駅に夏限定カフェ 各地のご当地メニュー提供
JR西日本は6月27日、沿線各地のご当地メニューなどを提供するカフェを、JR大阪駅と駅ビルからなる「大阪ステーションシティ」5階の広場にオープンした。8月末までの期間限定で営業する。JR西日本の夏休み向け家族旅行企画の一環で、企画のCMはスタジオジブリ作品の制作陣が担当した。店舗では石川県の「金沢百万石ビール」や岡山県の「備前バーガー」など沿線各地のご当地メニューを用意している。
5月大阪の求人1.2倍 訪日客増でリーマン前の水準に
大阪労働局が6月25日発表した大阪府内の5月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.20倍に達した。1.20倍台を回復したのはリーマン・ショック前年の2007年10月以来で7年7カ月ぶりの高水準だ。訪日外国人客(インバウンド)増加で、宿泊業などの新規求人が増えた一方、求職者が減った影響とみられる。
5月は建設業、製造業などで前年同月比10%以上減ったが、宿泊業が10.9%、小売業が17.8%それぞれ増えるなどインバウンド関連の需要が全体を支えた。新規求職者数は減少傾向にあり、5月は同11.2%減った。企業業績の好転で事業主の都合で解雇される離職者が減った結果、求職者が減ったと同局は分析している。
アジア富裕層の需要増が果実価格押し上げ
中国や台湾、東南アジアの4需要層による活発な消費が、バナナ、パイナップル、リンゴ、桃、メロンなど果実の値上がり要因となっている。バナナなどの輸入果実は、日本の商社が買い負ける例が増え、リンゴなど国産果実も輸出が増えている。
アジアでは経済成長を背景に果実需要が伸びており、今後も押し上げ要因になりそうだ。輸入果実の中で最も消費量の多いバナナは、輸入価格が上昇傾向だ。貿易統計を基に計算すると、フィリピン産バナナの平均輸入単価は、2014年に1㌔90円と13年比で1割、12年比で4割弱上昇している。15年1~5月は同94円とさらに上昇している。それでも中国勢の買値がはるかに高く、買い負けているという。
国産果実にもアジアの大消費量の影響が出ている。香港や台湾、東南アジアへの輸出が増え、国内の卸売市場で品薄感が出ている。国産果実の中で最も輸出量が多いリンゴは、14年産の15年4月までの輸出量が2万8980㌧だった。すでに13年産より4割以上多く、過去最高を更新している。
最大産地の青森では出荷量の約7%が輸出に回っている。東京卸売市場での14年のリンゴの卸売価格は前年に比べ1割高かった。香港向けのリンゴ輸出は14年産(15年4月まで)が約4600㌧と13年産比で7割以上伸びている。
ハルカス展望台で結婚式 7/1から受付、10月から実施
近鉄不動産などは6月24日、高層ビル「あべのハルカス」の展望台を使った結婚式プランの提供を始めると発表した。7月1日から受け付け、10月から実施する。単発のイベントで結婚式を開いた際に反響が大きかったため、年間を通じて受け付けることにした。
展望台の吹き抜け部分で式を挙げ、近くの天王寺都ホテルでの披露宴に移る。ハルカス内のホテルのスイートルーム宿泊や衣装代なども込みで170万円から。近鉄グループでハルカスに入る近鉄百貨店本店が、結婚指輪や新生活に向けた家具選びなどをサポートする専属の担当者を付け、商品代金を割り引くサービスも用意している。