タイ・バンコクの中心部にある東急百貨店の店舗が1月31日、営業を終了した。週末と重なった30~31日は、撤退を惜しむ多くの地元客が押し寄せ、入店制限がかかるほどのにぎわいをみせた。
この東急百貨店のMBKセンター店は1985年に開業。在留邦人や外国人旅行者の人気を集めたが、その後商業施設の増加で競合が激化していた。さらに今回の新型コロナウイルスによる観光客の激減が追い打ちをかけ、35年の歴史に幕を閉じた。
バンコクでは1992年開業の伊勢丹が2020年8月に閉店しており、残る大手の日系百貨店は2018年開業の高島屋だけとなった。
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荏原冷熱システム 中国企業と省エネプロジェクトで提携
荏原冷熱システム(本社:東京都大田区)は2月1日、グループ会社の荏原冷熱システム(中国)有限公司(以下、ERSC)が、2020年12月20日に開催された「第14回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」で、中節能工業節能有限公司とのプロジェクト「工業エネルギー分野における市場開拓戦略提携」に署名調印したと発表した。
このプロジェクトはクリーンエネルギーの利用、低温余熱利用、地域総合エネルギー利用、節水などの省エネルギー案件を、両社で協力しながら開拓し企画から運営管理まで積極的に提携する。これにより、中国工業省エネルギー分野における市場開拓について、正式に戦略提携パートナー関係を築き共同発表を図ることで合意した。
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帝国ホテル東京 新規事業「サービスアパートメント」開始へ
帝国ホテル東京は2月1日、客室フロアの一部を改修した新規事業「サービスアパートメント」の運営を開始すると発表した。タワー館の客室3フロアの一部を改修し、99室をサービスアパートメントとした。2月1日から予約開始、3月15日から入居開始の予定。
これはホテルのリソースを活用し、旅館業業法下で行う、新しい住まい方を提案する新規ビジネス。客室内にキッチンや大型冷蔵庫などは設置しない。日々の生活に必要な食事や洗濯などはサブスクリプション方式で提供する。
料金は長期滞在型も短期滞在も可能な料金体系で、スタジオタイプ(約30㎡)の場合、月額36万円(料金・サービス料込み)。最低宿泊日数は5泊からで15万円(料金・サービス料込み)。