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米ファイザー 日本でコロナワクチンの製造販売承認申請 国内初

米国の製薬大手ファイザーは12月18日、同社が開発した新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認を、日本の厚生労働省に申請したと発表した。日本での新型コロナワクチンの製造販売承認申請は初めてとなる。
ファイザーは先に、日本政府との間で1億2,000万回分(6,000万人分)を供給することで合意している。

三菱航空機 21年4月以降 開発費大幅縮小で従業員約20分の1に

三菱航空機(所在地:愛知県豊山町)は、ジェット旅客機「スペースジェット」の開発費を大幅に縮小することに伴い、2021年4月以降、従業員をおよそ20分の1に減らし、150人程度の体制とする方針を固めたことが分かった。また、米国ワシントン州の拠点についても、2021年4月までに試験飛行などの活動をやめ、4機ある機体の保守・管理に限る方針を決めた。
親会社の三菱重工業が新型コロナウイルスの影響で、基幹事業がいずれも業績が思わしくないうえ、航空需要の回復が見通せないため「いったん立ち止まる」との方針を受けたもの。余剰人員は親会社の三菱重工業のグループ内に配置転換する。

住友電工 中国で3件の下水処理場案件を受注 過去最大規模

住友電気工業(本社:大阪市中央区)は12月15日、中国で3件の水処理などに用いる精密ろ過膜部材「ポアフロンモジュール」の大規模案件を受注したと発表した。下水処理量が1日あたり2万㎥~20万㎥で、いずれも同社の処理事業としては過去最大規模。受注したのは河南省南陽市、陝西省延安市、安徽省計蛙埠市の3下水処理場。2021年1月~7月に稼働開始を予定。

日立GLSとトルコのアルチェリクが日本国内の白物家電事業で合弁

日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立GLS)は12月16日、トルコのアルチェリク(本社:イスタンブール)と合弁会社設立に合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。
日立GLSが新会社を設立し、日本国外の白物家電事業を移管するとともに、その株式の60%をアルチェリクに譲渡する。今後2021年春の合弁会社設立を目途に手続きを進める。譲渡価額は移管する事業の事業価値の60%の3億ドル(約315億円)。
アルチェリクは欧州を中心に世界145カ国以上で家電事業を展開。近年南アジアなどでも業容を伸ばしている。

11月の訪日外客数99.7%減の5万6,700人 14カ月連続の減

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、11月の訪日外客数は前年同月比97.7%減の5万6,700人となり、14カ月連続で前年同月を下回った。ただ、ごく一部で入工区制限が緩和されたことで実数としては前月から増加した。
増加したのは一部の国と日本との間で「ビジネストラック」や「レジデンストラック」の運用が開始され、10月1日以降、一定条件のもとのビジネス等に限り許可数は限定的ながら、すべての国・地域からの新規入国が可能となったこと、11月1日以降、中国、ベトナム、韓国など11の国・地域で出・入国の緩和措置が取られたため。今後もまだ急速な回復は望めないが、徐々に回復、ビジネス客を主体に増加していくとみられる。

福井・大飯原発設置許可取り消し不服 大阪高裁に国が控訴

福井県の大飯原子力発電所(3号機・4号機)について、国は原発の設置を許可した原子力規制委員会の決定を取り消すとした12月4日の大阪地方裁判所の判決を不服として、12月17日、大阪高等裁判所に控訴した。
国は、あくまでも大飯原発に出した設置許可に問題はなかったと主張して、強行突破を図るのか、周辺の”住民目線”で安全審査をやり直すのか、福島の原発事故を真に教訓とできるのか、裁判の成り行きが注目される。

帰国・入国者の空港~ホテル移動の専用バス運行開始 東京空港交通

リムジンバスを運行する東京空港交通は、12月16日から海外からの帰国・入国者が、羽田空港や成田空港から都内の12のホテルに直行するための専用バスの運行を開始した。事前予約制で空港から1日あたり3便が運行される。乗車料金は成田からが4,000円、羽田からが1,500円。
これまでは空港の検査で陰性であっても、新型コロナウイルス感染防止対策から、公共交通機関を使わずに移動するよう要請され、当事者の金銭的負担が大きく課題となっていた。

トリドールHD 東南アで人気「ボートヌードル」マレーシアでFC展開 

トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区)は12月16日、傘下グループ企業、Utara5 Food&Beverageが展開する東南アジアで人気の「Boat Noodle(ボートヌードル)」を、マレーシアでフランチャイズ(以下、FC)展開を開始したと発表した。
ボートヌードルは水上マーケットで食べられていたスープヌードルがルーツ。1杯100円未満の手ごろな価格から、自分が食べたい分を注文し、食べ終わった器を積み上げながら食べ進めるスタイル。東南アジア諸国に多いイスラム教徒への配慮からハラル対応している。
現在、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、ミャンマーに計41店舗(うちマレーシア国内35店舗)展開している。従来マレーシアでは直営展開、それ以外の国々ではFCによる出店を行ってきた。今回マレーシア・クアラルンプールにFC店を出店し、今後1年で同国内に10店舗を新規出店する予定。

プリンスホテル,ステイウェル 中国・珠海とジャカルタにホテル開業

プリンスホテル(本社:東京都豊島区)は12月16日、子会社のStayWell Holdings Pty Ltd(本社:オーストラリア・シドニー、以下、ステイウェル)が、中国・珠海とインドネシア・ジャカルタに同日ホテルを開業すると発表した。
中国珠海には「Park Regis Zhuhai(パークレジス珠海)」(客室数248室)、ジャカルタには「「Leisure Inn Arion(レジャーイン アリオン)」(客室数82室)をそれぞれ開業する。今回の2ホテルの開業により、プリンスホテルとステイウェルが海外で展開するホテル数は35となる。

双日 インド・チェンナイ市近郊の工業団地で第1期レンタル開始

双日は12月16日、双日マザーサン工業団地(以下、SMIP)内で、第1期レンタル工場の賃貸を開始したと発表した。SMIPはインド・タミルナドゥ州チェンナイ市近郊に位置し、インド最大の自動車部品メーカー、マザーサングループとの共同事業。
チェンナイは南インド最大の都市で、「インドのデトロイト」とも呼ばれ、自動車メーカー中心にIT産業、エレクトロニクス産業等幅広い業種が集積している。また、SMIPはチェンナイ最大の工業集積地のオラガダムエリアまで車で30分圏内に立地。チェンナイ市内中心部まで車で90分、チェンナイ港まで車で120分と良好なアクセス環境が特長。